上位1%の富裕層が世界全体の個人資産の37.8%を所有している・・・というニュースを見ました。
逆に、下位50%の人達の資産を合計しても2%しかないとのこと。
この辺りの話を聞くと、富む人はどこまで富んでいくのだろう・・・と考えてしまいます。
恐らく、この差はもっと大きくなるように思います。
富む人は、さらに資産を増やそうと努力を続けているからでしょうね。
遊んで暮らすことが出来るのに働く人
一生遊んで暮らすことが出来る資産を持つ人であっても、さらに資産を増やそうと働く人は多いですよね。
国内の資産家ランキング上位の人達も、その殆どは現役で働いている人達です。
働くのが楽しい・・・というのもあるとは思いますが、お金を増やすことが楽しみであったり、リスクを負って投資する快感が忘れられないのではないだろうか。
恐らくその人達は、働いて失うものよりも、働いて得るものの方が大きい・・・ということなのでしょう。
食べるため生きるために働く人
逆に、食べるため生きるために働く人も多いはずで、こちらが現実的なのでしょうね。
ただ最初は食べるため生きるために働いていたのですが、時間とともに蓄えが出来て、働かなくてもよくなる人は多いと思います。
でも実際には、働かなくてもよくなったのに働き続ける人は多いと思います。
上位の資産家であれば、働いて失うものよりも、働いて得るものの方が大きい・・・のかもしれませんが、普通の人であれば働いて得るものは小さいく、働いて失うものの方が大きくなってしまうのではないかと思うのですが。
お金は金額の大小ではなく、増加していくところに魅力を感じてしまうのでしょうね。
お金に騙されていると
働いて失うものよりも、働いて得るものの方が大きければ、働き続けるのも良いのでしょう。
しかし、働いて失うものがある割に、働いて得るものが小さければ、話は違ってくると思います。
ただ、お金に騙されてしまうと、そのことに気付かなくなってしまいます。
お金を増やしたい・・・という欲求は誰にでもあるのだろうと思うのですが、理性を使ってその欲求をコントロールしなくてはならないのでしょう。
もしかすると、三大欲求よりも厄介なものかもしれませんね。