最近のリートは大きく下がっていますね。
リタイア資産の約半分をリートに投資しているのですが、リートは危険だろう・・・と言う人も多いです。
危険かどうかについては、株式と比べてどうか・・・や、現預金と比べてどうか・・・、若しくは海外投資とくらべてどうか・・・などと考えますよね。
もし、資産の100%を1つの投資先に向けたのなら、そのような方法でリスクの高さを比べることが出来るのかもしれません。
ただ、資産の一部であれば、全体のリスク評価は簡単ではないと思うのですが。
ローリスクとは何?
例えば、値動きのしない社債とリートを比べた場合、普通はリートの方がリスクが高いと考えます。
しかし、1億円の資産があって、①その全額を利回り0.5%の社債に投資した場合と、②1,000万円を5%のリートに投資し、残り9,000万円を現金で持っていた場合とではどうでしょうか。
どちらも運用収入は同じ50万円になりますので。
もし②であれば、〇〇ショックが起きて多くの会社が倒産しても、9,000万円は必ず残るため、考え方によっては安全と言えるのでしょう。
危険かどうかについては、何に投資するのかだけではなく、何に何%、さらにはどれぐらいの時間を投資するのかなどと、全体をもって評価されるべきですよね。
現預金で良いのか
では、リスクを取りたくなければ現預金だけにすれば良いのでしょうか。
今までであれば現預金はノーリスク資産であったのですが、これからそうではなくなる可能性が高いことを先日のブログにも記載しました。
色々なモノの値段が高くなってきましたが、物価が2%高くなれば、現預金の価値は2%下がったことになりますので。
たとえ現預金であっても、単純にリスクの比較は出来ないのでしょう。
ノーリスクは無い
自分は安全資産だけを持っているという認識でも、実はそうでは無いかもしれない・・・と考えてみるべきであろうと思います。
生きている限り色々なリスクと付き合うのですが、資産を持つこともその1つであろうと思います。
今まで何もなかったのでノーリスクあろう・・・と考えてしまうのは間違いですよね。
安全策を取りたくても、そもそもノーリスクは存在しないという前提で考えれば、選択肢は格段に広がるように思えます。
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