【気付いてますか?】働くほどリスクが高くなる矛盾

2022年12月2日金曜日

リタイア後の生活

先日、両親が契約していた医療保険(特約)の解約手続きをしてきました。

郵便局で契約していた古いタイプのもので、保険料は生きている限りずっと払い続けるものだったからです。

契約した頃よりも長寿化が進み、今後もさらに伸びていくと思います。

75歳を超えれば医療費の負担は1割になる可能性が高いですし、高額療養制度もありますので、保険料の大きさがリスクに見合わないと判断したものです。


働くから補填が必要

因みに、Ranpa自身は生命保険の契約をしていません。

アーリーリタイアして非課税世帯となれば、高額療養制度により1ヵ月の医療費負担は最大でも3万5千円ぐらいになります。

入院や手術で支払う医療費が心配・・・という保険のCMをよく見ますが、確率の低い最大3万5千円/月のリスクのために、毎月数千円の保険料というのは少々高と感じます。

逆に、バリバリ働いている人であれば、入院することで収入が減るリスクがある上に、高額療養制度による医療費負担は最大で8万や16万にまで高くなってしまいます。

保険は働く人に必要かもしれませんが、リタイアした人には不要なのかもしれません。

リタイア生活者に保険はいるか

平日の昼間に保険のCMが多いのは以前からのことですが、テレビ離れが進むにつれ、ゴールデンタイムでも多くなった気がします。

その多くは高齢者向けですが、寧ろ、高齢者を含むリタイア生活者こそ、保険は要らないと思うのですが。

そもそも働かなくても生活が出来るのでリタイアしている訳ですから、収入を補填するための保険は不要ですよね。

本当は、テレビを見ないサラリーマンほどリスクが高く、保険が必要ではないのだろうか。

安全のコスト

ブログに以前にも記載したのですが、安全のためのコストは無駄にはならない・・・ではなく、無駄かもしれない・・・と考えるべきであろうと思います。


安心・安全にはゴールがありませんので、追求するとどんどんコストが高くなってしまいます。

働き続けて安心・安全を得るのではなく、逆に、働かないことでリスクを小さくするを考えても良いのではないかと思うのですが・・・。

世の中には不安を煽る情報が散乱していますので、それらに惑わされず、正しくリスクを評価しなくてはならないですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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