先日のブログにも記載したのですが、Netflixで地面師たちを見ました。
55億円も騙し取られた実際の事件を元にしたドラマでしたが、その手口を見ていると、確かにこれは騙される可能性があるなぁ・・・と感じました。
免許証や印鑑証明書等などのエビデンスは基本的には正しいものと考えますので、それが偽物であれば厳しいですね。
契約は性善説で成り立っている部分が大きいことを認識しました。
仕事の経験
サラリーマン時代の仕事でも免許証や印鑑証明書等などで確認することをしていましたが、偽物かどうかのチェックはしませんでしたね。
公文書偽造までして取引はしないだろう・・・とか、偽造してもすぐにバレてしまうであろうからそんなことはしないだろう・・・、という安心感があったと思います。
もちろん、それ以外のところで怪しいと疑うものがあれば別ですが。
考えてみると、多くのものが性善説によって成り立っているようにも思えてきます。
性善説で成り立っている
アーリーリタイアをして非課税世帯になって生活をする・・・というのも、その性善説を逆手に取ったものでしょう。
非課税世帯は社会保険料が減免されたり、低所得者の給付金がもらえたりしますよね。
非課税世帯は収入の少ない保護すべき人達であって、働くことが出来るのに働かない人はいないだろう・・・という性善説によるものですから。
そんなことから、アーリーリタイアをして非課税世帯になって生活をすると罪悪感を感じてしまうのだろうと思います。
性善説で非効率となれば
しかし、高齢化が進む中では年金生活者の1/3以上が非課税世帯となっているようですから、このまま性善説での運用が続くのだろうか・・・と思えてきます。
そもそも性善説による運用は、いちいち疑わずに手続きをすることで、その手間やコストを省くことの出来る効率的なものであったのですが、それがもう効率的ではなくなっているのではないかと。
金融資産課税の見直し議論が時々出るように、それぞれの収入に見合う課税をしなければならないのだろうと思うのです。
将来、アーリーリタイアをして非課税世帯になって生活をする・・・は、存在できなくなっているのかもしれませんね。
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