サラリーマンの投資先としては従来よりマンションやアパート一棟があり、太陽光発電は2012年の固定価格買取制度によりブームになったものです。その後、買取価格が年々下がり、今は以前ほどの利回り確保は難しくなりましたが、太陽光発電の設備は、普及にともない性能が向上し、値段は下落しているため、まだ投資対象になり得る状況です。むしろ、土地と発電設備をセットにした「土地付き太陽光発電」として販売する業者は増加しているのではないかと思います。
40代から始める失敗しない不動産投資とはで記載したとおり、不動産は空室リスクをともないますが、太陽光発電は固定価格買取制度による安定収入が見込めます。空室防止のための家賃調整やリフォームなどの管理も不要ですが、モジュール(パネル)の掃除と、用地の除草が必要です。不動産は、入居者=人との商売であり、自己管理であれば夜でも大家としての対応が必要になることもあるサービス業に近いものです。その点、太陽光発電は自分のペースで管理することができ、遠隔地でも自己管理できます。インターネットを使った遠隔モニタリングができるので発電状況の監視ができます。
太陽光発電と除草の関係
太陽光発電所長になったあとの仕事のメインは、想定どおりに発電しているかの管理と、用地の除草になります。購入した1400万円の一戸建てはどんなものか、セキスイハイムの特徴でも記載しましたが、雑草はすぐに生えてきますので、太陽光発電をされている人は、除草剤のことに詳しい人が多いです。
投資物件の利回りは10%程度のものが多い
発電所用の土地がタダに近いほど安いため、今でも想定利回り10%以上の確保も可能です。土地付き太陽光発電物件としていろいろな業者が販売をしています。送電線の確保ができるタダに近い土地に、モジュールとパワコンを設置して販売するもので、個人事業主に近い地方の業者など、多くの業者が取り扱いしています。販売物件の比較サイトタイナビというものがありますので、興味があれば近所の物件を探してください。
40代から太陽光発電を始めるべきか
不動産投資よりも手軽に開始でき始められますが、私見としては、ある程度の資産形成をされている40代以上の人であれば、借り入れをせずに手持ちの資産による運用が安全ではないかと思います。太陽光発電はソーシャルレンディングの有力投資先ですので、ソーシャルレンディングによる間接的な投資をすることもできます。
手間隙かかって空室リスクのある不動産投資よりも、土地付き太陽発電の方が、マイペースで管理できる投資ですので、何箇所も保有されている投資家は多いようです。
手間隙かかって空室リスクのある不動産投資よりも、土地付き太陽発電の方が、マイペースで管理できる投資ですので、何箇所も保有されている投資家は多いようです。