期間6年のソフトバンク社債について3

2018年6月9日土曜日

投資全般

ソフトバンクの社債に関する記載は反響がすごいので、追加で記載します。

いままでの記載はこちらです。
期間6年のソフトバンク社債について
期間6年のソフトバンク社債について2

利率は1.57%に決定

前回のブログでは中央値となる1.55%を予想しましたが、若干高めの1.57%で落ち着きましたね。

やはり、発行額の4,100億円はかなり大きい規模で、証券会社から電話がかかってきますし、ご提案の封筒も送付されてきます。

100万円から投資できますが、一人100万円であれば41万人の顧客を集める必要があります。ただ、大和証券のダイレクトコースでは既に完売となっていますので、反応は良いみたいです。

マイナス金利時代となって利率は下がりましたが、他の商品と比較すれば1.57%は高金利といえるでしょう。

単純に比較できませんが、同時に募集しているみずほ銀行の劣後債が0.4%であることを考えれば、4倍近くにもなります。


1.57%は損か得か

ソーシャルレンディングで5%以上が普通となることと比較すれば寂しくは感じますが、Ranpaは社債とソーシャルレンディング、リートに分散して投資しています。

今の投資状況については「資産・収入状況」にまとめていますが、保有資産の多くをソーシャルレンディングやリートに投資しすぎるリスクを回避するのに、このような社債を利用しています。

この社債のみで損得を考えるより、保有資産のポートフォリオを最適化する目的として、一部組み込むのも悪くはないように思います。

もしソーシャルレンディングの口座をお持ちでなければ、まずは業界大手のmaneoSBIソーシャルレンディングあたりから始めてはどうでしょう。

損か得かは、これから6年間で1.57%を上回る商品が出るかどうかによると考えます。

オリンピックがインバウンド需要の増加など、プラス材料はありますが、消費税率アップも予定しており、なかなか金利は高まりにくいと予想します。

持たざるリスク

定期預金などで殆ど収益を生まない運用をしている場合、持たざるリスクも考える必要があります。

もし他に、もっと良い投資先が出るだろうと待っていれば、その間のインカムゲインは得られません。

100万円で利率1%でも6年投資すれば、6万円の収益になります。

2年後に金利が上昇して1.5%になり、4年間投資しても同じ6万円の収益です。

つまり、運用期間が長ければ金利が低くても、結果として得するケースが出てくるということです。


ソフトバンクのリスク

ソフトバンクは今年の2月にホームページで上場準備をしていると発表しています。その他、アリババやARMなどの保有株式もあり、その気になれば資金集めに困ることは無いと考えます。

リーマンショックの時には、資金を集めることができず、上場企業でも資金ショートしそうでしたが、リーマンクラスが6年間にやってくるとも考えにくいでしょう。

そう考えて、「資産・収入状況」のとおり、Ranpaは既にソフトバンクに2,500万円の投資をしています。

ソフトバンク社債に初めて投資をした、第1回劣後特約付無担保社債は2014年でしたが、もう3年半も経過しました。

投資した当時、2.5%で低いな・・・と思いましたが、その時の判断は間違ってなかったのでしょう。

当時は7年もすれば金利は上昇するのでは・・・とも思ったのですが・・・。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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