いままでの記載はこちらです。
⇒期間6年のソフトバンク社債について
⇒期間6年のソフトバンク社債について2
利率は1.57%に決定
前回のブログでは中央値となる1.55%を予想しましたが、若干高めの1.57%で落ち着きましたね。
やはり、発行額の4,100億円はかなり大きい規模で、証券会社から電話がかかってきますし、ご提案の封筒も送付されてきます。
100万円から投資できますが、一人100万円であれば41万人の顧客を集める必要があります。ただ、大和証券のダイレクトコースでは既に完売となっていますので、反応は良いみたいです。
マイナス金利時代となって利率は下がりましたが、他の商品と比較すれば1.57%は高金利といえるでしょう。
単純に比較できませんが、同時に募集しているみずほ銀行の劣後債が0.4%であることを考えれば、4倍近くにもなります。
1.57%は損か得か
ソーシャルレンディングで5%以上が普通となることと比較すれば寂しくは感じますが、Ranpaは社債とソーシャルレンディング、リートに分散して投資しています。
今の投資状況については「資産・収入状況」にまとめていますが、保有資産の多くをソーシャルレンディングやリートに投資しすぎるリスクを回避するのに、このような社債を利用しています。
この社債のみで損得を考えるより、保有資産のポートフォリオを最適化する目的として、一部組み込むのも悪くはないように思います。
この社債のみで損得を考えるより、保有資産のポートフォリオを最適化する目的として、一部組み込むのも悪くはないように思います。
もしソーシャルレンディングの口座をお持ちでなければ、まずは業界大手のmaneoやSBIソーシャルレンディングあたりから始めてはどうでしょう。
損か得かは、これから6年間で1.57%を上回る商品が出るかどうかによると考えます。
オリンピックがインバウンド需要の増加など、プラス材料はありますが、消費税率アップも予定しており、なかなか金利は高まりにくいと予想します。
持たざるリスク
定期預金などで殆ど収益を生まない運用をしている場合、持たざるリスクも考える必要があります。
もし他に、もっと良い投資先が出るだろうと待っていれば、その間のインカムゲインは得られません。
100万円で利率1%でも6年投資すれば、6万円の収益になります。
2年後に金利が上昇して1.5%になり、4年間投資しても同じ6万円の収益です。
つまり、運用期間が長ければ金利が低くても、結果として得するケースが出てくるということです。
ソフトバンクのリスク
ソフトバンクは今年の2月にホームページで上場準備をしていると発表しています。その他、アリババやARMなどの保有株式もあり、その気になれば資金集めに困ることは無いと考えます。
リーマンショックの時には、資金を集めることができず、上場企業でも資金ショートしそうでしたが、リーマンクラスが6年間にやってくるとも考えにくいでしょう。
リーマンショックの時には、資金を集めることができず、上場企業でも資金ショートしそうでしたが、リーマンクラスが6年間にやってくるとも考えにくいでしょう。
そう考えて、「資産・収入状況」のとおり、Ranpaは既にソフトバンクに2,500万円の投資をしています。
ソフトバンク社債に初めて投資をした、第1回劣後特約付無担保社債は2014年でしたが、もう3年半も経過しました。
投資した当時、2.5%で低いな・・・と思いましたが、その時の判断は間違ってなかったのでしょう。
当時は7年もすれば金利は上昇するのでは・・・とも思ったのですが・・・。