低金利時代における退職資金のポートフォリオ

2018年9月29日土曜日

ソーシャルレンディング

世間では、低金利時代は年金生活者には厳しいと言われます。

年金生活者=資産生活者で、昔は1億円あれば利息で十分に生活できていたのに・・・という話です。

デフレで低金利の時代が長くなっているので、普通にしていれば「金利は無いもの」という感覚は定着しているようにも感じますが・・・。

2019年10月の消費税率アップ

予定は未定ですが、このまま行けば2019年10月から消費税率が10%にアップします。もう、あと1年ですね。

1万円のものを買えば、千円の消費税を支払うことになり、実質的な物価の上昇です。

低金利で資産は増えないが、消費税率アップで物価が高くなり、年金生活者には厳しい時代ですね。


低金利時代の資産運用

以前「遂にソーシャルレンディングでCMか!!」でも触れましたが、低金利時代は不特定多数の顧客向けとした一般的なサービスでは、まともな利回りは期待できません。

お金を右から左に移すことで金融機関は手数料を取ります。金融機関で働いていると、手数料を上回る利回りを見込みにくいのが低金利時代であろうと思います。

ある程度の利回りを期待するのなら、個人で積極的にリスクをコントロールした運用をすることになるでしょう。

といっても、一か八かの投機をするのではなく、全体として一定のインカムゲインが確保できる投資に分散し、リスクをコントロールする考え方です。

クラウドクレジットの社長のブログ

以下引用です。
株式投資家は日常的に渋い思いをしながら(超長期で)5~8%のリターンを得ているのに、ソーシャルレンディングだけ一本調子で5~8%のリターンを得られると考えるのは楽天的すぎます。
クラウドクレジットでは、投資家の方にソーシャルレンディングで投資を行うローンは日常的に遅延、デフォルトを起こし、元本割れをしてしまうファンドもでてくることを前提として投資をしていただきたい旨を繰り返しご説明してきました。
このブログを書いている2018年7月現在、これまでクラウドクレジットがお客様にご提供をしてきたファンドのうち4%程度が遅延を起こしており、そのうちの半分(全体の2%程度)は回収額が元本に達しないとの見通しを投資家に方にお伝えさせていただいています。

この内容は、投資の実情とRanpaは考えます。

定期預金のように絶対に元本割れはない(1,000万円以内なら)ものは、素人向けの一般的な普及サービスで、投資の世界では5%以上のリターンを得るために、色々な手間をかけています。

クラウドクレジットではファンドの4%程度は遅延となり、それらの回収業務に目を背けることは出来ず、担保があっても実行するのは、時間とコストのかかる仕事です。

クラウドクレジットの口座開設はこちら⇒クラウドクレジット 


クラウドクレジットの社長のブログは、高い利回りは得られるが定期預金と同じ感覚で投資するものではなく、それ相応の心構えと対応をすることで、より高い利回りが実現できることを記載しているのだと思います。

低金利時代における退職資金のポートフォリオ

アーリーリタイアする者にとって、手持ち資産の大きな元本毀損は絶対に避ける必要があります。

高いリターンに目が眩んだり、面倒だからといって、利回りの高い1つの投資に集中することなく、色々なリスクに可能な限り分散をして投資することが、個人投資家が低金利時代にできる地道な資産運用ではないでしょうか。

クラウドクレジットの社長のブログのように、投資は100%成功するものでなく、リスクコントロールすることによって、低金利時代でも一定のインカムゲインが得られるものだろうと思います。

分散投資する管理はとても面倒なことですが、「野村信託銀行で無駄な手数料を少なくする」に記載したような地道な作業で、リスクを分散しつつ一定の利回りを目指す予定です。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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