直近のニュースでは、新元号の発表は1週間前とのことで、多くの人達は予測しにくい対応を迫られるのだろうと気の毒に思っています。
過去に何度か元号対応についてブログを記載しましたが、続きを記載します。
関連ブログ:2019年のゴールデンウイークと元号問題
アーリーリタイア開始の年
平成とともにサラリーマン生活が終わり、新元号とともにアーリーリタイアの開始となりました。
数年後、アーリーリタイアをして何年経過したのだろう・・・?と思ったときには、とても分かりやすく、記念すべき時期にアーリーリタイアすることが出来ました。
10連休とともに、来年の5月1日は大きな記念日になるのでしょう。
金融機関などの手続き書類
リタイアにともなう引越しのため、金融機関などの住所変更手続きをしていました。
Webで完結できるところや、電話で完結できるところ、変更届けに免許証写しまで添付が必要なところなど様々です。
幾つかの金融機関などには変更届けを送付しましたが、既に元号対応版になっているものもありました。
誕生日を記載する項目が、大正・昭和・西暦、という選択になっていたもので、サラリーマン時代に改元の移行時期にどのような契約書類とするか悩んだことを思い出しました。
誕生日を西暦で言えない日本人
以前、仕事で情報収集をしていたとき、高齢者は誕生日を西暦で言えない人が多いというものがありました。
それもあり、記入日の欄は西暦でも、誕生日の欄は和暦を残す方式とする金融機関が多いようです。
直近のニュースでは1週間前に新元号を発表するということですので、5月1日には印刷物に新元号の印字が間に合わないことが確実で、発表後に日本全国で一斉に印刷を開始することになり、印刷が完了する時期は予測不可能だろうと思います。
そのため、今から西暦表示とする印刷物での対応とならざるを得なくなっています。
システムの対応も、10連休中に行なうことになるので、システム関連の担当者は通常よりも忙しくなるのでしょう。
さらに、元号が変わることによるシステム障害が発生しやすく、世の中は10連休でお祝いモードとなる中、システム関連の担当者はそれどころでは無いですね。
西暦の普及について
日本の文化や歴史の関係で元号の発表は直前になるということですが、今回の対応により西暦の普及が進むのではないかと思われます。
外資系の金融機関では、生年月日も含め、これを期にすべて西暦化するというところもあり、日本の文化や歴史を重んじることによって、西暦を使うことが多くなりそうです。
システムの担当者は、西暦にしてしまえば次の次の改元でも対応がいらなくなるし、元号対応をするのは大変なので、これを期に西暦化したい・・・、と言っていたことを思い出します。
在職中、元号の切り替えをする頃には会社を辞めているんだけどな・・・と思いながら、元号対応の打合せに参加していたことを思い出しました。
同僚を含め、働いている多くの人達は、改元の移行対応で大変な時期を迎えるのだろうな・・と気の毒に思いつつ、改めて、ややこしくなる前に退職できて良かったと思いました。