以前から概算試算をしているので、大まかな把握は出来ているのですが、収入の無くなる来月以降の生活を計画するうえで、改めて詳細化をしてみます。
給与収入は無くなりますが、社債・リートは確実性が高い収入ですので、それらの見込みを詳細化してみました。
参考ブロ:退職後に予定している収入を試算すると
2019年前半の収入を計算しました
リートについては、各投資法人のHPに掲載されている分配金の予想額をもとに、保有口数を掛けたものです。
保有口数のうち、NISA枠の分配金は非課税とし、通常枠で保有のものは税引後の受取額を試算しました。
例えば10口保有していても、決算後に保有したものであれば分配金の対象にはならないので、投資した時期も考慮して試算をしています。
少々面倒でしたが、サラリーマン時代とは違い、自由時間が多いので頑張ってみました。
月々の浮き沈みは大きいですが、半年間の合計で、社債・リートからの収入は約117万円です。
この他にソーシャルレンディング等による収入もあるので、月に20万円で生活が出来れば、2019年前半は資産を取崩さなくても生活できるかもしれません。
ただ、資産を取崩さないことを目標にはしていませんが、生活しながら保有資産が目減りしなけれは、それはそれで安心した生活ができます。
社債・リートの良い点
前回の試算でも記載しましたが、確度の高い収入を見込めるのはアーリーリタイア生活をするうえでは、非常に有難いものです。
株式の配当金は浮き沈みが激しく、配当額の見込み発表も期日が近いものとなるので、収入計画は立てにくくなりますが、リートの分配金はHPに数回先の分配金まで公表していることろが多く助かります。
社債は満期まで一定額の利息となるので、リートと社債をベースに収入計画をしています。
その他の一時費用について
以前「退職後に退職者を苦しめるもの」に記載しましたが、これからサラリーマン時代の収入をもとにした住民税と健康保険の支払いが待っています。
これらを通常の生活費に含めると20万円を軽くオーバーするので、一時費用として別枠で管理をしていく予定です。
一方、失業保険の基本手当をもらう予定ですので、こちらも別枠で管理をする予定です。
それらの支出と収入にはタイムラグがあるので収支管理は少々複雑になりますが、住民税と健康保険の合計支払額と、失業保険の基本手当の給付額は近い金額になる予定ですので、最終的には、行って来いとなる想定をしています。
資産生活の課題
資産運用収入で生活できることは、アーリーリタイアをする者にとって非常に有難いことです。
しかし、保有資産を残して死ぬ訳にもいかないので、うまく帳尻を合わせていかなくてはなりません。
運用収入で細々と生活をして、保有資産は最後まで使えなかった・・・という本末転倒な生き方は避けたいものです。
アーリーリタイアをする者にとって、保有資産を取崩すことは勇気の要ることですが、アーリーリタイア生活を2~3年しながら収支状況を把握し、帳尻の合う支出に調整をしていくことになると思います。
アーリーリタイア生活は、どのように資産を崩していくかが難しい課題と感じています。