国民年金の免除申請は役所で5分程度の手続きでしたが、雇用保険はハローワークで1時間ぐらいの手続きとなりました。
<参考ブログ>
退職してハローワークですること
アーリーリタイアを計画した際の試算では、雇用保険の被保険者期間が20年以上あるので、1日あたり8,250円の給付が最大150日間もらえる予定でした。
参考ブログ:【朗報】失業給付が増加したが、いくらもらえる
合計で120万円以上となるので、収入の無くなった無職者には有難い制度です。
しかしハローワークは、求職者の仕事を見つけることが主業務であって、給付を支払うことは付随するものです。
そのため、ハローワークですることは求職の登録がメインで、サブとして雇用保険の手続きをすることになります。
手続きに必要となるもの
手続きには以下の書類が必要となるとなるようです。
しかし、縦3cm×横2.5cmの写真が無かったので手持ちのものを提出しましたが、問題なく受理されました。
以下の5~7は、ハローワークの担当者が記入内容に相違ないか、その場で点検するためのものです。そのため、キャッシュカードの無いネット銀行は取扱いできないようでした。
- 離職票-1
- 離職票-2
- 写真(縦3cm×横2.5cm)2枚
- 印鑑
- マイナンバーの分かるもの
- 身分証明書(免許証など)
- 預金通帳またはキャッシュカード
ハローワークでの手続き
平日の11時にハローワークへ車で行きましたが、満車ではないものの駐車場は9割程度が埋まった状況でした。
受付の担当に、求職の登録と雇用保険の手続きをしたい旨を伝えます。
そうすると、まずは以下の書類を記載するよう案内されました。
- 求職申込書
- 就職希望アンケート
- 雇用保険求職者給付受給資格決定手続きに係る確認書
窓口近くの書類を記入するスペースでこれらの書類を作成します。
『求職申込書』には、就職を希望する業種や、月給、通勤できる範囲、これまでの経験など、求職に必要となる情報を記載します。
アーリーリタイアでは具体的にそのようなことを考えていなかったため、一瞬、戸惑いましたが、就職を希望することを考えて記載していきます。
もし職業訓練を受ける場合は希望する業種に矛盾が生じないよう、希望する職業訓練とリンクするように記入したほうが良いと思います。
『就職規模アンケート』は、ハローワークでどのようなサービスを受けたいか確認するものでしたので、適当に記載します。
『雇用保険求職者給付受給資格決定手続きに係る確認書』は失業保険をもらう資格があるか確認する書類です。
既にアルバイトをしていたり、きっちり働く気がなければ資格なしとなるので、しっかり求職していることを記載します。
それらの記入が終われば、受付の担当に提出します。
そうすると番号札が渡され、最初に雇用保険の手続きをしてから、求職の登録になるので、番号が呼ばれるまで待つよう案内されました。
雇用保険の手続き
10分程待つと番号札の番号が呼ばれ、雇用保険の窓口担当の人と1:1となり手続きを開始します。
窓口担当の人が『雇用保険求職者給付受給資格決定手続きに係る確認書』の記載内容を1つ1つ確認し、資格があるか確認します。
ここは問題があるような記入はしていないので、スムーズに通過します。
続いて離職票を提出し、窓口担当の人は持参した本人確認書類と突合せて相違ないか点検します。持参書類はこの段階ですべて使用することになります。
ここも問題なく終了し、『受給資格者のしおり』を受領します。
『受給資格者のしおり』の表紙には、これから出頭しなくてはならない日程が記載されており、担当の人が次に来る日を説明してくれます。
さらに、就職が決まると再就職手当てが支給されるので、しっかりと再就職手当てについて説明されます。本当は再就職手当ではなく失業手当について詳しく聞きたいところですが、不審に思われるとまずいので、そこは我慢します。
以上の説明を聞いて、1つ目の雇用保険の手続きが完了となり、別の番号札が渡されて求職の登録手続きを待ちます。
ハローワークの雰囲気
地方のハローワークですので規模は中程度と思いますが、それなりに手続きをされている人が多くいました。
しかし景気が良いのか、働き盛りの男性は殆どおらず、女性と高齢の男性が多いようでした。
ハローワークの手続きは、申請された人のブログなどで事前に調べていたので、問題なく進んでいき、想定していた雰囲気どおりのものでした。