投資のリスクとアーリーリタイアの失敗について

2019年7月19日金曜日

リタイア後の収入

昨日「利回り7%以上となったタカラレーベン不動産投資法人」に保有リートが上昇したことについて記載しましたが、改めて投資のリスクとアーリーリタイアの失敗について記載します。

Ranpaは資産の2割程度をリートに投資しているので、このブログでリートの状況を記載してきました。

投資したリートの価格は上昇しつつ、定期的な分配金も得られていることから、たまたま良い投資が出来たものと思っています。

保有するリートの平均利回りは4%後半になるので、もし残りの約8割の資産をリートに投資すればもっと分配金は増えるのですが、リートはリスクの高い投資として現状レベルとしています。

投資で注意していること

Ranpaは社会人1年目の時から株式投資を初めたのですが、何度も大きな損をしています。

投資によくあることですが、小さく稼いで大きく損をするパターンで、平常時はコツコツと利益を出せているのですが、暴落時にその利益が無くなり大きなマイナスになるものです。

現状のリートは順調なのですが、そのうち大きく下げる時が来ると警戒はしています。

もし全財産をリートに投資してリタイア資産を毀損させてしまえば、アーリーリタイアの失敗となって働かなくてはなりません。

しかも、アーリーリタイアは片道切符で出発していますので、再度、働き始めても以前より格段に条件の悪いものとなって、それは人生の失敗を意味します。

参考ブログ:退職に関する上司からのアドバイス


資産運用で伝えたいこと

○○に投資すれば利回り○○%になるので、○○万円あればアーリーリタイアして配当生活が出来る・・・というような情報をネットで目にします。

しかし本来、利息はリスクの対価として得るものですので、その利息を前提にギリギリの生活をすることはあり得ないはずです。

資産運用で得られる収益を前提にしたアーリーリタイアは、それだけリスクの高いものですので、運用収益は生活費のオマケ程度に考えるべきだと思います。

Ranpaは資産の取り崩しが「主」であって、運用は「副」の扱いとしてアーリーリタイアの計画をしてきました。

リタイア資産を運用する理由

アーリーリタイアをする場合はリタイア資産があるものですが、そのリタイア資産は長い年数をかけて取崩す性質のものです。

当然、安全を100%確保するためには、リタイア資産を元本保証の預金などに預けておく選択もありますが、リスクコントロールが出来る範囲で運用する選択もあります。

Ranpaが投資をする理由は後者で、不特定多数の人からお金を預かる保険会社や、公的年金を運用するGPIFも同じ考え方で運用をしています。

リタイア資産の運用収益が無くても生活は出来るが、運用収益があればその分で余裕のある生活が出来るという考え方をしています。

投資で生活費を作るのではなく、「リタイア生活を左右するのは固定費ではないか」などにも記載した不要な生活費を無くすことがアーリーリタイアの本来の近道であろうと思います。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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