LOOPでんきに変更する場合の注意事項

2019年8月16日金曜日

生活費

LOOPでんきは電力自由化によって営業を始めた新電力です。

電力自由化によって色々な電力会社を選べるのですが、それぞれのプランはそれぞれごとにメリデメがあり、どれがいちばん安くなるのか比較するのは難しいところです。

そのなかで「オール電化と電力自由化、リタイア後の光熱費について」に記載したように、LOOPでんきが良いのではないかとチェックを続けてきました。

切り替えを考えている状況について記載します。

アーリーリタイアに適した電力会社

Ranpaの家はオール電化なので、電力会社との契約は夜間電力が安くなるオール電化タイプになっています。

ただし、オール電化タイプの昼間の電気料金はかなり高めに設定されているので、昼間は働くなどにより外出している人に適したものです。

昼でも家にいる確率が高くなるリタイア生活者にとっては、昼と夜の両方において低めに設定されることが必要です。

LOOPでんきはその条件に当てはまるので、本当に安くなるのかチェックを続けています。

LOOPでんきの特徴

LOOPでんきは基本料金が無く、1kWhあたりの料金は時間に関係なく固定で、従量タイプの料金の中では安い設定になっていると思います。

現状と比較すると・・・

基本料金:LOOPでんきに換えるとゼロ

昼間の電気代:LOOPでんきの方が安い

夜間の電気代:LOOPでんきの方が高い

難しいのは、LOOPでんきは昼間の電気代は安くなるのですが、夜間の使用料が多くなると安くなった分を相殺してしまうところです。


比較する際の注意事項

水道・光熱費等の固定費 2019年5・6月」などにも記載のようにトラッキングを続けていますが、比較の際に間違いやすいことがあります。

例えば、6月は明細を見て使用料が158kWhだったとします。

LOOPでんきは基本料金が無いので、158kWhに単価を掛けて比較すれば良いと考えてしまうのですが、それでは誤りです。

以前「電気料金明細にある「再エネ促進賦課金」について」にも記載したのですが、実は電気料金には純粋な電気料金以外の費用が含まれているので、比較する際にはそれらも考慮する必要があります。

LOOPでんきのHPにも小さい字で「※1 燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は別途。」と記載されています。

実際に比較する場合は明細を見て、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除いた金額による比較が必要です。

Ranpaの場合

11月から7月までのトラッキングでは以下となっています。
(LOOPでんきに変えれば安くなっていた電気代)

201811:-1,432円
201812: -845円
201901: -217円
201902: -386円
201903: -725円
201904:-1,036円
201905:-1,167円
201906:-1,639円
201907:-1,806円

冬場はエコキュートの電力使用量が大きくなり、安い夜間電力によって昼間に安くなった分が相殺されています。

しかし相殺されてもマイナスは維持していること、それ以外の季節を通算すれば合計でマイナスになることが分かってきました。

まだ7月までの比較ですが、夏場の電力使用量がさらに大きくなる8月では、もっとマイナス幅が大きくなるのと予測します。

アーリーリタイア計画の一環として実施している生活費のトラッキングですが、このような細かいところまで把握出来るようになりました。

むやみに節約するのではなく、トラッキングデータをもとに効率を高め、サービスレベルを低下させずに生活費を低下させることが目標です。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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