リタイア資産の特徴、どのように増加していくのか

2019年10月27日日曜日

資産状況

先日、「退職して1年間のリタイア資産の推移を纏めました」にアーリーリタイア後の資産の推移を記載したのですが、リタイア資産の増え方には特徴があるように感じます。

実際のところは人それぞれで、全く違った特徴があるものかもしれませんが、これからリタイア資産を増やしていこうと思っている人には参考になると思いますので、Ranpaが感じている特徴について記載してみます。

リタイア資産は思ったよりも増加する

Ranpaは45歳でアーリーリタイアをする10年前から計画をしていましたが、その頃の資産は今の1/3にも満たないぐらいだったと思います。

しかし、後半になるほど増加のスピードが速くなり、当初計画していたリタイア資産を上回る金額でアーリーリタイアすることが出来ました。

計画では保守的に計算していたというのもありますが、資産は増加し始めれば思ったよりも増加するかもしれません。

年齢とともに増加する収入

計画段階からある程度の年収増加は見込んでいたのですが、35歳を過ぎれば管理職となって成果に応じて収入は増加しやすくなっていきました。

部下が増えれば対応可能な仕事の範囲は広くなり、得られる利益も大きくなります。

偶然にも、アーリーリタイアを考え始めた頃から年収の増加幅は大きくなっていったのです。

順調に成果を積み上げれば、35歳を過ぎた頃からは思った以上に収入は増加する時期なのでしょう。

資産とともに増加する利息など

資産が増加すれば投資する金額も増やせるので、そこから得られる運用収入も増加していきました。

もし2,500万円あって2%で運用できれば50万円の収入増となり、資産の増加は加速させていきます。

実際、Ranpaは社債に投資していたのですが、税引後で2%ぐらいの収入にはなっていたと思います。

時間の経過とともに、思ったよりも給与収入が増え、運用収入も増えていきました。

収支改善に取り組むことも

アーリーリタイアを目標とすると、少しでも早くリタイアするには何をすべきか・・・と考えるようになりました。

目標が無く普通にしていれば毎月給料が振り込まれるので、考えること無く浪費しやすいでしょう。

大きな買い物をして貯金が少なくなっても、また時間が経てば復活するでしょうから。

アーリーリタイアを目標としていれば、欲望のままに無駄な出費をすることは少なくなるはずです。

退職金を重要視すべき

会社を選ぶ時に退職金の金額を気にする人は殆どいないと思いますが、意外に退職金のインパクトは大きくなります。

目標とするリタイア資産の最後の穴埋めをするのは退職金です。

計算式とすれば、「目標額-退職金=退職までに貯めなくてはならない金額」となるのですが、退職金が多ければ貯めなくてはならない金額は意外と少ないかもしれません。

退職金は会社の規定によるもので、それぞれですが、退職金規定の読み込みをすれば、何年勤めて何歳で退職すれば得なのかが分かってきます。

Ranpaの場合、早期退職割増金が加算される45歳から金額が急増する退職金規定だったのです。

時間の経過とともに思ったよりも給与収入が増え、運用収入も増えていったのですが、思ったよりも多くの退職金がもらえることとなりました。

これからアーリーリタイアを計画する方へ

Ranpaの個人的な感覚によるところはありますが、アーリーリタイアを目標としていればリタイア資産は思ったよりも増加していく・・・と感じます。

目標は無謀であってはならないので、無謀にならない境界線をしっかりと意識して、目標を持ち続けて欲しいと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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