もしサラリーマンを続けていたらどうなっていたか

2019年11月15日金曜日

アーリーリタイアの心境

会社に行かなくなって1年となりましたが、1年は短く早いものだったように感じます。

長年勤めた会社を辞めてアーリーリタイアすることは、一方通行の片道切符であって、もう後戻りは出来ないこともあり、もし辞めずにサラリーマンを続けていたらどうなっていたのだろうか・・・と考えることがあります。

あと1年働いていれば・・・

長年勤めていた会社でも、意外に辞めてみると、何となく働いていたのは短い期間であったように感じています。

小学校、中学校、高校、大学、社会人と過ごしてきましたが、小学校にいた時間がいちばん長かったように感じてしまうのは、ジャネーの法則によるものでしょうか。

会社では、取り組みが成功して良い思いをしたり、問題が起こって痛い思いをしたりと、毎日違った日々を過ごしていたものの、今から思えば繰り返しの出来事であったようにも思えます。

長く勤めはしましたが、繰り返された日々は変化が無く、短く感じるのかもしれません。

恐らく、1年前に退職せずに働き続けていたとしても、その繰り返しの1年が増えただけで、大きな変化を感じない生活を過ごしていたのでは無いかと思っています。

違っていたであろうこと

しかし、お金の面については大きく違っていたはずです。

1年働いていたら、給与と賞与で400万円ぐらいの資産が増えていたと思いますし、退職金も増加していると思います。

逆にリタイアしてからの生活が1年短くなるので、リタイア後の必要資金は少なくなります。

さらに厚生年金も1年多く支払うことになるので、もらえる年金額も増加していたでしょう。

昇給などして給料が増えていたかもしれませんし・・・。

1年でも長く働くと、お金の面については大きな違いがあったのでしょう。

仮にお金が増えても・・・

しかし、お金は多いに越したことは無いのですが、今のところリタイア生活は順調で、1年長く働いて資産をもう少し増やしておくべきであったとは感じていません。

1年長く働けば、それだけお金は増えるのですが、自由な時間が1年短くなってしまいます。

サラリーマンは自由時間を提供する対価として収入を得るので当然のことですが、自由時間とお金はトレードオフの関係なのです。

トレードオフといっても自由時間の提供は、物々交換のように提供しても見た目に減るものではないため、得られる収入に目がくらみ、どんどん自由時間を提供してしまいそうになります。

まさに浦島太郎の状態で、気が付けば老人になっていた・・・ではないでしょうか。

まとめ

今のところ、1年前に退職したことには後悔ありませんが、もしあの時に会社を辞めていなかったら・・・と考えてしまうもの事実です。

1年働いていたら、もっとお金は増えていたのに・・・と、考えてしまいますが、もし1年前に戻っても会社を辞める選択はすると思います。

貴重で価値のある自由時間を無駄なトレードに使う訳にはいきませんので。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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