40代の10年間がどれぐらい貴重かを考えてみます

2020年4月16日木曜日

アーリーリタイアの心境

何歳になっても時間は貴重ですが、年齢によってその捉え方に少し違いが生じるように思えます。

もともとRanpaはとても時間を貴重なものと考えていて、それがアーリーリタイアを目指す理由の一つでもありました。

後戻りが出来ない限られた時間は、なるべく有意義に使いたいと思ってきました。

40代の10年間がどれぐらい貴重かを考えてみます。


20代で懲役10年というニュースを見て

ニュースを見ていると20代の若者が犯罪を犯して懲役10年の刑が言い渡された・・・というようなものを目にします。

20代の若者が10年も刑務所に入って、出てきた時にはおじさんになっている・・・と、考えれば少し可哀そうに思う時があります。

罪を犯したので償う必要があるのは分かるのですが、人生で最も楽しそうな時期を刑務所で過ごすことになるのですから。

仮に若い頃から悪いことを続けて50代で初めて捕まり懲役10年となっても、十分に自由を満喫したのであろうから、これは仕方が無いな・・・と感じます。

20代の若者の場合、悪い事をしたとしてもまだ人生経験は浅く、奪われる10年の大きさは50代よりも大きいように思えてしまいます。

長年働いたサラリーマンの場合

サラリーマンにも自由はあるのですが、給料を得るために大半の自由を提供することになるので、得られる自由は常に制限されたものでしょう。

少しでも良い会社で働くために、子供の頃から学校や塾に行って勉強をして、会社に入っても評価と競争原理によって頑張り続けることになります。

制限された自由のなかで我慢して頑張り、定年を迎えてやっと本当の自由を得られる・・・それが定年まで働くサラリーマンの姿のように見えます。

しかし、定年まで長期に渡って制限下で我慢した割に、自由を得られるのは遅すぎるとは感じないでしょうか。

人生経験の浅い若者の実刑を酷と感じるように、不自由を我慢したサラリーマンが解放されるのが高齢者になってからというのは・・・。


40代の10年間がどれぐらい貴重かを考えてみると

人生100年時代になってきましたが、高齢者になる前に自由が得られるのと、そうではないのとでは大きな違いがあります。

40代というのは、まだ若い世代のグループに属することが出来つつ、アーリーリタイアも可能な世代です。

若い頃にしか出来ないこともギリギリ可能な年齢でありながら、アーリーリタイアして自由を得られるギリギリの年代であろうと思います。

そのように考えてみると、20代の10年間を貴重に感じるように、サラリーマンにとっては40代の10年間は特に貴重な時期ではないでしょうか。

貴重かどうかの考え方は人それぞれですが、気付かない間に貴重な時間を潰している可能性もあります。

40代のサラリーマンは特に注意をして欲しいと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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