実際に計画して準備を進めている人から、何もしていないが聞かれたらやりたいと思う人まで色々なので、どれぐらいいるのか算出は難しいと思います。
反対に、今のところは辞めるつもりは全く無い・・・と考えている人は多いのだろうと思います。
仕事が上手くいっている人ほどその傾向が強く、成功している人ほどアーリーリタイアしがたらないのかもしれません。
アーリーリタイアを考えやすい人
逆に、仕事が上手くいっていない人はアーリーリタイアしたいと考えやすいかもしれません。会社で理不尽な扱いを受け、現状に不満を持っている場合は転職やアーリーリタイアなど、別の環境に移りたくなるでしょう。
サラリーマンとして働く限り、全く不満を持たない人は恐らくおらず、不満は程度の問題であろうと思いますが・・・。
不満>満足となれば、転職やアーリーリタイアの計画が顕在化してくるはずです。
ただ、収入面では成功している人に劣後しやすく、アーリーリタイアしたくてもリタイア資産が足らないという矛盾が生じるのかもしれません。
アーリーリタイアを考えない人
やはり、仕事が上手くいっている人は仕事に価値を見出すことが出来るので、仕事を楽しんでいるためにアーリーリタイアを考えない人が多いように思えます。上手くいっているということは、現状に満足しているので、アーリーリタイアを含めた他の環境について考える機会が無いのでしょう。
恐らく、収入面においても満足している可能性が高いのですが、収入が多くリタイア資産を準備しやすい環境にあるのにアーリーリタイアを考えない矛盾が生じるのかもしれません。
ただ、サラリーマンとして働く限り、すべて上手くいく人はおらず、満足も程度の問題であろうと思います。
上手くいくことで見えなくなるもの
以前「サラリーマンの皆さんは人生は短いと感じることがありますか」に、退職してからサラリーマン時代を短く感じることを記載しました。サラリーマンとして働いている間には気付きにくいことがあるようで、成功している人ほど、よりその傾向にあるようにも思えます。
時間は無限にあると感じるため、目の前の成功に満足し、そのための我慢も出来るのですが、仮に余命半年と宣告された場合には考え方は変わるでしょう。
仕事が上手くいっている人であれば、余命半年となっても仕事を続けるのだろうか。
仮に、死亡率の高い病気になった場合、仕事を辞めてでも生きようとするのではないだろうか。
仮に、人生最後の日となれば仕事をするだろうか。
最後まで働き通す人もいるとは思いますが、時間を貴重と感じた時には優先順位は変わるようにも思えます。
時間が永遠に続くように感じつつ、一時の心地よさに目がくらめば本質は見失いやすいのかもしれません。
成功している人はアーリーリタイアを考えにくく、価値観が歪められやすい環境にあるように思えてしまいます。
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