【アーリーリタイアの意義】余裕のある高齢者が多い理由を考える

2021年4月24日土曜日

働き方


駐車場に入ったレクサスから、高齢者が出てきました。

ジョギングしながら見かけるふとした光景ですが、アーリーリタイアして平日の昼間に外出すると、周囲は高齢者ばかりです。

高齢者以外は学校に行ったり、働いていたりするためですが、多くの高齢者は働いていないからといって、余裕が無いように見えません。

むしろ、レクサスのような高級車に乗っているのは高齢者の方が多いような気がします。

働きすぎたので余裕が出てしまう

若かった頃は雇用環境が良く、老後は十分な年金が支給される・・・今の高齢者は恵まれた世代と見て良いのでしょうか?

多くの人が定年または定年近くまで働いたため、今は余裕のある生活が出来ているのだろうと思っています。

もちろん、人それぞれで差はあり、全員が恵まれていたり、余裕がある訳ではありませんが・・・。

ただ、自分の老後のために長く働いてきたからこそ、余裕の暮らしが出来ている・・・これは間違い無いのでしょう。

働きすぎた結果、余ってしまうか無駄遣いをするか

金融機関などは資産の多い高齢者向け商品の販売に力を入れています。

昼間のテレビCMは殆どが高齢者をターゲットにしているように見えるのですが、負担能力の高い高齢層はいろいろな分野で優良顧客になっていると思います。

レクサスなどの高級車もそうでしょう。

しかし、そのようなものの購入のために働き続けたのだろうか。

老後は安心して暮らしたい・・・そんな気持ちで働いていたと思うのですが。

会社を辞めて贅沢するために働いたのではなく、恐らく、世間並の生活が出来るように働いていたと思います。

しかし、年金がもらえ、思ったよりも資産が減らないために、不要な贅沢をしたり、無駄遣いをしたり、余らせてしまう人がいるのだろうと推測しています。

アーリーリタイアをする意義

不要な贅沢をしたり、無駄遣いをしたり、余らせてしまったり、そんなことのために働きたくはないですよね。

結局、本来必要とする年数を超えて働き続けたために、生活費に余裕が出来てしまい、不必要な出費をすることになるのではないでしょうか。

我慢して働くべき年数は、短すぎるのも長すぎるのも誤りで、適切な年数があるのだと思います。

それは他人が勝手に決めた年数、つまり、定年退職ではないはずです。

余裕があるというのは単純に良い事ではなく、余裕のために犠牲にした自由時間のことも考慮すべきで、働くことの費用と効果を天秤にかけることが正しいと考えます。

一度限りの人生において、不必要なことをしないというのがアーリーリタイアの意義であろうと考えています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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