リタイアされた方のブログなどを見ていると、リタイア後も資産を増やしている人が多いように感じませんか。
本来であれば、リタイア資産を取り崩して生活をすることになるため、時間とともに資産は減っていくはずですが・・・。
実際に増えている人の割合がどの程度いるのかは分かりませんが、ブログなどではよく見ますし、実際にリタイア生活をしているRanpaとしても、あり得ることとして感じます。
リタイア生活の経験をもとに、 なぜ、リタイア後に資産が増える人は多いのか考えてみます。
アーリーリタイアして資産が増えるパターン
アーリーリタイアして資産が増える人は、基本的には、生活費を上回る収入があるのか、投資している資産の価格が上昇した・・・の2パターンであろうと思います。
そのうち、収入については、セミリタイアとしてリタイア後もアルバイトなどをして収入を得るケースと、リタイア資産を投資して運用収入を得るケース、こちらも2パターンあるのだろうと思います。
それぞれ、どちらか一方のケースもあれば、両方によって増えたケースもあるのでしょう。
リタイアした人であれば、働かなくても生活できる資産があるはずですので、サラリーマンよりも平均すると投資元本が大きくなる分、運用収入の額は多くなるのでしょう。
さらに、アルバイト収入が加わることで、意外にも、生活費より多い収入額になっている人は多いように思えます。
投資している資産が上昇すれば尚の事ですね。
余裕を持った計画をしているから
そもそも、アーリーリタイアして資産を増やす人は、余裕を持った計画をしていたと思います。
生活費は多め、収入は少なめを前提として計算し、余裕を持ったリタイア生活が出来る計画を立てているため、実際にリタイア生活を始めると余りが出てくるという感じです。
さらに、年金の受給が始まる年齢にまでなると、それは加速するのだろうと思います。
年金については大きな不確定要素ですから、誰でも普通は厳しく見積もっているはずです。
それが実際に受給となれば、厳しく見積もった分、余裕が出てくるのですよね。
働いていないのに余裕のある生活をしている高齢者はこのようなパターンだろうと考えています。
ギリギリの計画をしていると、資産は増えないのかもしれませんね。
出費も減らしている
また、リタイア後は出費が減ることも関係するはずです。
単純に食費や被服費などの生活費が少なくなるというのもありますが、収入が少なくなったことで税金や社会保険料も少なくなることが大きいのです。
サラリーマンは給与収入があっても、出費が多くなるため、費用対効果として見るとコスパは良くないのかもしれません。
逆に、リタイア生活は費用対効果が良く、予想外に資産が増えている、または、減っていない・・・という人が多くなるのでしょう。
リタイアした人が、「なぜか、資産が減っていない・・・」と言うのをよく見ますが、恐らく、そのような背景があるのだろうと思います。
多くの人は余裕を持ってリタイアするので、リタイア後はあまり資産を減らすことなく生活が出来ているのでしょうね。
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