パナソニックが退職金に、最大で4,000万円を上乗せをして、希望退職を募るというニュースを見ました。
4,000万円となるのは一部の社員であろうとは思うのですが、流石に4,000万円はインパクトがありますね。
以前、退職金の相場を調べた時は、定年退職でも2,000万円が相場でしたので・・・。
4,000万円は無理でも、仮に2,000万円上乗せされ、通常の退職金と合わせて4,000万円となればどうでしょうか。
想定外に2,000万円も上乗せされるのであれば、嬉しいですね。
棚ぼたでアーリーリタイア出来る人
以前から希望退職の募集は増える傾向にありましたが、コロナによってそれが加速しているようですね。
全くの棚ぼたで、運よくリタイア資産が増えた・・・・というパターンが多くなったのだろうか。
通常の退職金をもらってアーリーリタイアをした人もいれば、辞めようと思っていた時期に、たまたま希望退職の募集が重なって、退職金が倍増する人もいる訳で、理不尽なものです。
しかも、パナソニックにように数千万円クラスもあるということですから・・・。
予期せぬ割増退職金をもらってアーリーリタイアをする人は、最高のスタートとなるのだろうと思います。
希望退職が募集される時の準備
以前、ブログにも記載しましたが、希望退職の募集は急に訪れるかもしれませんので、アーリーリタイアの計画においては、念のため考慮しておくべきであろうと思います。
確実な未来は誰も分かりませんので、仮に〇〇となった場合は〇〇をする・・・というような計画をいくつも考えておくことですね。
例えば、割増退職金があっても想定しているリタイア資産に届かない場合はどうするのかなど。
人口の多い世代が50代に差し掛かりますので、恐らく、希望退職はこれからも多くなるのだろうと思います。
希望退職の機会を逃さないとともに、募集があった時の準備は十分にしておくべきですね。
2極化が進むのだろうか
70歳就業法がスタートし、70歳までの就労機会確保が会社の努力義務となる一方で、希望退職の募集が増えているという逆の動きが続きそうです。
一見すると、矛盾する動きのように見えるのですが、恐らくそれは関係しており、長く働く環境を整備するために、若い人を犠牲にしていかなくてはならないのだろうと思います。
ただ、希望退職の募集が増えれば、アーリーリタイアを考えている人にとっては良い環境になるはずです。
アーリーリタイアをする人と、70歳まで働き続ける人との2極化が進むのだろうか。
もしそうであれば、どちらのグループに属するのか、早めに考えておかなくてはなりませんね。
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