サラリーマンの頃、よく部下達にそれぞれの仕事で改善すべき点の報告を求めました。
もっと部門の生産性を高めるためには何か方法は無いか・・・と考えるのですが、部下達の仕事は大まかに理解はしていても、細かいところまで把握はできていませんので。
そのため実際に実務をしている部下達に直接聞くのですが、大抵、期待通りの答えは返ってきませんね。
それ、改善してもコスト割れするだろう・・・というものがよく出てきます。
改善出来るものは無いか
日々感じる無駄は目立つもので、恐らく、簡単には改善が出来ないものが殆どだろうと思います。
目立つ無駄があれば誰かが直ぐに改善すると思うのですが、簡単には改善が出来ないために残っているのでしょう。
対応した場合の費用対効果を考えて、対応しない方が良いという判断があったものだと思います。
逆に、目立たない大きな無駄を見つければ、それを改善することで大きな効果が出てきます。
目立たない大きな無駄は、楽しく、心地のよい仕事に隠れていることが多いと思います。
簡単に出来て効果の大きいもの
闇雲に無駄を見るけるのは簡単ですが、費用対効果を考えて見つけるのは難しいことですね。
目立つ上に効果の大きいものは、普通は放置せず、すぐに改善してしまいますので。
効果の大きいものは目立たない無駄の中に潜んでいます。
それを見つけ出すには、当たり前を当たり前と思わない、発想の転換が必要になるのでしょう。
やり方どうこうよりも、その仕事、やる必要なかったね・・・というような感じです。
敢えてしないという選択肢
仕事をしていると、改善すべきと感じる箇所が山のように見えてきます。
ただ、それらの殆どは改善しても費用対効果としては意味の無いものだと思います。
そのため、敢えて改善しないという選択をしているのですよね。
これについては日々の節約についても同じで、仕事で改善点を探すような感覚が必要であろうと思います。
闇雲に節約をすると、費用対効果として意味の無い節約をしてしまいますね。
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