定年まで働き続けた人であっても、何度かアーリーリタイアをする機会はあったのだろうと思います。
ゴールが見えてくると、途中で投げ出してはいけない、もう少し頑張ろう・・・と考えるのが普通ですよね。
途中で投げ出してはいけない・・・と考えることで、現状維持をしてしまいます。
現状維持は前進しないという点において、よくないことであるとも思うのですが。
誤った認識で現状維持をしてしまうパターンについて考えてみます。
嫌な現実から逃げること、前に進むことは似ている
継続は力なり・・・と言うように、挫折することなく続けることも大切ですよね。
嫌な現実から逃げたり、途中で投げ出すのは良くないと、誰もが認識します。
そのため我慢してでも続けるべきと考えるのですが、一方で前に進むことも重要です。
逃げたり、途中で投げ出すことと、前に進むことはよく似ています。
ただ、逃げるのは悪いイメージとなりますが、前に進む・・・は良いイメージとなりますね。
真逆と思っていたことが
戦時中は「退却」という表現が良くなかったので「転進」と表現したようですが、実質的には同じ状況であっても、表現によってはイメージするものが大きく変わります。
そもそも、逃げることと前に進むこととでは真逆になりますが、考え方、捉え方の違いがあるだけで、実は同じということもあるのでしょう。
実は単に逃げているだけなのに、進んでいると誤魔化したり、誤認してしまうのは良くないのですが、その逆も有り得ます。
実は進もうとしているのに、逃げてはいけない・・・と考えることはないのでしょうか。
一般的ではないこと
皆がやっているのに辞めるとか、一般的ではないことをする時は、逃げている・・・と認識するのかもしれません。
継続は力なりの言葉通り、皆が続けているのに自分だけが辞める状況で、前に進む・・・と表現しても、実際のところは受け入れにくいのだろうと思います。
そのため、実は進もうとしているのに、逃げてはいけない・・・と考えてしまうでしょう。
会社を辞め、次のステージに行こうとする際にも、逃げてはいけない・・・と、普通は考えてしまいます。
誤った認識によって現状維持をしてしまうことは避けたいですね。
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