賃上げ推進にともない、〇〇万円の壁が問題になっているようですね。
せっかく賃上げされても、〇〇万円の壁によって収入を増やすことができないと。
壁にも、100万円、103万円、106万円、130万円・・・、色々あるようですが。
今までのように給料がそのままであれば、起こらなかった問題ですね。
イオンのケースで考える
ニュースによると、イオンはパート従業員の時給を平均で7%引き上げ、年収では8万円ほど増加するとのことです。
7%引き上げて平均8万円増加ということは、年収は100万円ぐらいの人が多いのでしょう。
そうすると、確かに100万円辺りの壁の影響は大きいのかもしれません。
時給1,000円として年収100万円ということは、1,000時間の労働、月にすると約83時間、週にすると21時間、1日4時間を週に5日間働く感じでしょうね。
働きたい人が多いのだろうか
7%引き上げによって、引き上げ前より7%分の労働時間を減らさなければ、〇〇万円の壁を越えてしまいます。
働く時間が短くなるので、良かったね・・・という人もいるのだろうと思います。
しかし、今までと同じ時間を働いて、7%分の給料が増えた方が良い・・・と考える人の方が多いのでしょう。
せっかく時給を上げてくれるというのに、増えれば問題が発生するという、興味深いパラドックスです。
サラリーマンも
ただ、考えてみると、時給と労働時間の関係は、パートタイマーだけではなくサラリーマンも同じでしょう。
サラリーマンも昇格・昇進したからといって、働く時間を短くする人はいないのだろうと思います。
時給が増えても、働く時間は減らさない・・・それが世間の常識なのかもしれません。
やはり、働いて収入を増やしたい人が多いということですね。
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