長く利上げの経験をして来なかったためか、リートは予想よりも大きく反応しています。
空室率の上昇も相まって、少し前とは動き方が違ってきたような気がします。
以前であれば、立地の良いAランク不動産であれば安定・・・であったのですが。
今はどちらかと言えば、競争の少ない地方であったり、Bランク以下の方が安定していると感じます。
今までの方程式が通用しない変化が起きていますね。
TOPIXとリート指数の比較
昨年後半からのTOPIXとリート指数を比較してみました。
12月の黒田逆バズーカの際、リートも株価も大きく下げたものの、株価は持ち直したにもかかわらずリートは低水準を継続中。
もちろん、利上げはリートに大きな影響を与えるのですが、一般の事業会社にも逆風となるはずなのに、あまり反応していませんね。
評価損益の状況
投資しているリート、株式、ファンドの評価損益について、昨年後半からの推移を作成しました。
リートの評価損益は減少し、銀行株を中心とした株式の増加で持ちこたえているという感じでしょうか。
もともとリートの利上げ対策として銀行株を保有しているのですが、それぞれ想定よりも大きな反応をしています。
長く利上げの経験をして来なかったためであろうと見ています。
この状況が続くのなら
想定以上に利上げの反応が大きいのに、ここからさらに新・日銀総裁が利上げ動くこととなった時は、かなり大きな動きがあるのかもしれません。
ただ、既に大きく反応した後で、リートがさらに下がるとすれば、それなりの利回りとなってくるのであろうと考えます。
その際、競争激化のA級リートに引っ張られ下落している利回りの高いB級リートが面白い状態になってくるのではないかと見ています。
あと、リートの下落対策としては、もう少し銀行株に投資するかを検討中です。
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