先日、近畿日本ツーリストの元社員が有罪判決となった・・・というニュースを見ました。
コロナワクチンのコールセンター業務を受託した際、オペレーターの人件費を水増しするなどをして約2億2400万円を騙し取ったそうです。
コロナの際にはどさくさ紛れに不正が横行していましたので、これもその1つであろうと思いました。
しかしよく見ると、少し違う内容のようでした。
個人的な犯罪かと思っていると
役職者の社員が会社の立場を利用して、個人的な利益のために犯罪に手を染める・・・というのは、よくありがちなパターンでしょう。
しかしニュースによると、コロナの影響で旅行事業が大きなダメージを受けたため、コールセンターの受託事業で営業目標を達成しようと無理をしたようです。
近畿日本ツーリストの社長も、強い営業目標達成意識が後押ししたと言っています。
同社では他にも同様の不正給付が起きており、コロナ禍の緊急事態ですから、社員は円滑運営に支障がなければ、自治体との契約に沿った人数などの内容を遵守しなくてもよい・・・という認識であったとのこと。
悲しい事件
もちろん不正であるとは思うのですが、サラリーマン経験者としては何となく理解の出来る悲しい事件だなぁ・・・と感じました。
個人で利益を得る目的ではなく、サラリーマン独特のマインドコントロールによってやってしまった不正の1つであろうと思うのです。
マインドコントロールされたサラリーマンは、程度の差はあれ、会社のために無理をしてしまいます。
この事件もその1つであろうと思います。
地雷を踏む前に退職
Ranpaの勤めていた会社でも、無理をしすぎて一線を越え、処分される社員が時々いたと思います。
それらも個人で利益を得る目的ではありませんでしたね。
先日もダイハツの件で同じようなブログを記載したのですが、サラリーマンは少し油断するだけで運悪く地雷を踏んでしまいます。
このようなニュースを見る度に、地雷を踏む前にリタイアして本当に良かったと感じます。
興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
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