【察知せよ!!】アーリーリタイアする為の必要条件

昨年末、オートバックスが早期退職優遇制度を実施する・・・というニュースを見ました。

満50歳から57歳の正社員で勤続年数が10年以上が対象になるとのことです。

そろそろ辞めようか・・・と考えていた人にとってはラッキーな制度変更ですね。

オートバックスに勤めている人からも、これを機にアーリーリタイアする人が出てくるのだろうと想像します。

早期退職制度と希望退職の募集、似たように感じますが中身は大きく異なると思います。

早期退職制度の場合、条件に合致すれば誰でも制度を利用することが出来るのでしょう。

社員に選択肢を与えるという福利厚生的な意味合いがありますね。

一方、希望退職の募集の場合は人員整理ですから、希望しても会社が欲しい人材であれば退職を認めてくれないなど、会社の都合によるものとなってしまいます。

ただ、オートバックスの早期退職優遇制度を見てみると、希望退職の募集に近い内容になっているな・・・と、感じました。

福利厚生であれば、条件はあっても全社員が一律に利用可能でなくてはならないと思います。

しかし、年齢制限があって募集期間が限定されていますので、そのうち条件に該当すれば誰でも利用できる・・・という訳にはいきません。

実質的には希望退職の募集に近いのではないのだろうか・・・と感じますね。

とは言え、どちらにせよ該当すれば、そろそろ辞めようか・・・と考えていた人にとってはラッキーな話であろうと思います。

知らずに直前に退職した人がいれたとすれば、ちょっとの違いで退職金は大違いとなり、悔しい思いをしているのでしょうね。

早期退職優遇制度を導入する企業は増えているそうですから、未導入の会社に勤めていれば、制度変更の気配はいち早く察知しなくてはなりません。

アーリーリタイアを目指すのであれば、会社の人事制度に詳しくならなくてはならないのだろうと感じます。