株価が史上最高値を更新・・・というニュースが増えています。
その一方で、物価高により生活は苦しく、景気が良くなっているとは思わない・・・という話もセットにされることが多いですね。
実際のところ、どれぐらいの人が株高の恩恵を受けているのだろうか。
株価が史上最高値を更新しているのに、景気が良くなっているとは思わない・・・というのは妙な状況だなぁと思います。
家計の金融資産構成
日銀が調べた家計の金融資産構成調査によると、日本では金融資産のうち、株式等の割合は12.9%、現金預金は52.5%とのことです。
新NISAにより株式等の割合はもう少し増加しているとは思うのですが、海外と比べればリスク資産の割合が極端に少ないと思います。
米国は株式等の割合が40%ぐらいですので。
株高となっても、あまり株式等に投資をしておらず、その恩恵を受けることが出来ていない・・・ということでしょうか。
FIREした人
その一方で、4%ルールをもとに投資活動をしているリタイア生活者は株式等の保有率が高いのだろうと想像します。
もしFIREした人にインタビューすれば、多くの人が株高の恩恵を受けていると答えるのだろうと思えます。
逆に考えると、緩やかであっても株価が右肩上がりとなるならば、ようやくFIREしやすい環境が整ったと言えるのかもしれませんね。
バブル崩壊後の30年間は右肩下がりの時代でしたから、そもそも4%ルールなど到底不可能な時代であったのだろうと思えます。
本来の姿
もし、今後も株価が諸外国のように右肩上がりとなるのであれば、もっとリタイヤしやすくなるのでしょうね。
70歳以降も働くつもり・・・という人は今はまだ多いのですが、それも変化していくのかもしれません。
会社は利益を増やす努力を続けますので、株価は上下に動きながらも右肩上がりとなるのが本来の姿であったと思います。
バブルの清算に使った時間が長すぎたので、本来の姿を忘れてしまったのかもしれませんね。
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