賃上げブームは昨年から始まっているのですが、若手の賃金が増える一方で、中堅以上では減少していた・・・というニュースを見ました。
確かに、初任給増加のニュースはよく見るように思えますね。
初任給は人材確保に直結しますので、会社が力を入れるのは当然でしょう。
逆に、長く働く人が多い世代の賃上げは不必要と言えるのかもしれません。
去年6月の賃金
ニュースによると、去年6月の賃金については、20歳から24歳は3%増、25歳から29歳は1.6%増であったのに、35歳から54歳は減少であったとのこと。
賃上げブームが起こっても、その恩恵は世代間に差があるようですね。
むしろ、増加した人と減少した人がいるということは、賃上げとは言いつつ、会社全体の人件費はそれほど増加していないのかもしれません。
何となく、想像通りではあるのですが。
不遇は今に始まったものではない
かなり前のブログにも同じような記載をしたことを思い出しました。
20年前との給料を比べた時、殆どの年齢で増加してはいるのですが、Ranpaの世代であった40代前半に限っては大幅に少なくなっていましたね。
賃金は需要と供給のバランスで決まるものですから、人口の多い世代の給料は上昇しにくいのだろうと思います。
無理をしなくても代わりはいくらでもいる・・・という感じでしょうか。
関連:驚いた、40代前半の収入
アーリーリタイアを思い止まる理由
近頃の賃上げの状況を見ていると、辞めるのが勿体ない・・・と感じるかもしれません。
ただ、このようなニュースを見る限り、アーリーリタイアを思い止まる理由にはならないように思えます。
実際に賃上げが実施され、今後もそれが継続されるのであれば良いのですが、実態はそうではない・・・というパターンが曲者でしょう。
賃上げブームに惑わされることなく、冷静に実態を見極めなければなりませんね。
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