先日、韓国で出生率が0.72にまで低下しているというニュースを見ました。
少子化に悩む日本でも1.26ですから、かなり深刻です。
ニュースによると今まで何もしてこなかった訳ではなく、税金を使ってしっかりと少子化対策をしてきたそうですが、それでも減少が効かないとのこと。
もし、対策もしていなければどんな数値にまで低下してしまうのだろうか。
出生率が0.72
人口を維持するには2.06~2.07の出生率が必要らしいですね。
日本の1.26でも厳しいですが、0.72ともなれば人口を維持する人数の約1/3となってしまいます。
もう、人口を維持する2.06~2.07に戻ることは不可能ではないだろうか。
先進国の殆どが2に満たないレベルですから、本当に解決しにくい問題なのだと思います。
異次元の少子化対策
既に、異次元の少子化対策は実行中ではあるのですが、このような海外の状況を見ていると、あまり期待は出来ないなぁ・・・と感じますね。
恐らく色々しても反転するのは難しく、減少カーブが少しだけ緩やかになる程度だろうなと。
0.72は他人事ではなく、近い日本の将来ではないかと思えます。
異次元の少子化対策により巨額の税金を使うと聞いて、ちょっとは良くなりそうに感じたのですが。
今より厳しくなる将来を考えるのが現実的
既に、少子高齢化によって税金や社会保険料の負担は高まっていると思います。
現状の少子高齢化でも、これからさらに負担は高まると思うのですが、もっとさらに少子化が進むのであれば、想像以上に厳しくなってしまうのかもしれません。
ただ、その負担の増加は公平ではなく、取ることの出来るところからさらに取る・・・になるのだろうと想像します。
金融資産に課税するのは難しいと思いますので、恐らく、働くサラリーマンが厳しくなるのような気がします。
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