今日、近所のガソリンスタンドで給油をすると@156でしたので、安くなったなぁ・・・と感じました。
数年前からすると@156でも十分に高いのですが。
高いか安いかの感覚は相対的なものですから、高いガソリン代に慣れてしまうと、絶対的な感覚は麻痺してしまうのでしょうね。
これが物価上昇のステルス性であろうと思うのです。
リタイア以降のガソリン代と走行距離
リタイアした以降はガソリン代と走行距離を記録していますので調べてみると以下のようでした。
2019年:@132.7円(61,292km)
2020年:@121.5円(65,578km)
2021年:@141.1円(78,613km)
2022年:@155.8円(48,763km)
2023年:@160.0円(72,239km)
2024年:@157.5円(27,183km)※5/15まで
物価上昇
確かに2023年は高かったので、安く感じたのは正しいのでしょう。
ただ、2020年の@121.5円と比べれば約1.3倍ぐらいにもなるのですが、その記憶は過去のものとなってしまい、感覚的な比較対象から外れてしまったのかもしれません。
その他にも、高くなったなぁ・・・と、感じるものが幾つも出てきます。
100円ショップのラインナップも、貧相になってしまったなぁ・・・と感じますよね。
資産も増えるが
その一方で、幸いなことにリタイア資産もリタイアした当初から約1.3倍ぐらいになりました。
ただ、資産の推移は物価の推移よりも把握・管理しやすいので、資産が増えた・・・という感覚の方が正しく印象に残るような気がします。
同じ基準で判断すべきところ、物価は相対的、資産の価格は絶対的に感じるのかもしれません。
物価上昇はステルス的、自分の資産の増加は逆ステルス的なもですね。