もしリタイア資産が半分だったら・・・と、ふと考えることがあります。
DCを含めた退職金が2,000万円ぐらいでしたので、それ以外に3,000万円あれば良かったのかもしれないと。
もし半分でも良かったというのなら、無駄に働きすぎたということでしょう。
もしリタイア資産が半分だったら・・・について考えてみます。
結果的には半分でも同じ生活は可能か
リタイアしてから今までの運用利回りを振り返ると4.4%(税引後)のようでした。
仮に5,000万円を4.4%で運用したなら220万円/年の収入です。
毎月の生活費を今と同じ20万円としたなら生活費>運用収入とはなりますが、それでも程よくやっていけそうに思えます。
リタイア資産を取り崩しながら、そのうち年金受給が開始となって丁度よいぐらいになるのでしょうね。
結局はリスクの問題
ただ、リタイア資産の全額を投資することにはなりますので、リスクは今以上に高くはなってしまいます。
やはり安全性の違いというか、心の余裕の違いが大きいのだろうと思います。
その余裕の無さから、もっとケチケチとした生活をしてしまうのではないだろうか。
実は半分でも同じ生活が出来るのに、心理的にはそうさせないように思うのです。
安心の価値
やはり、リタイア資産の金額は安心の価値をどのように考えるか・・・によるところが大きいのだろうと感じます。
安心を追求すればするほと、必要とするリタイア資産の金額は多くなってしまい、長く働くこととなる。
数値化することの出来ない安心感がリタイア資産の評価を難しくさせてしまいます。
たかが安心感、されど安心感・・・、安心感は人を悩ませ、無駄に働かせてしまう厄介なものですね。