ネットを見ていると、1億円以上貯めてFIREした人の失敗談がありました。
退職して降雪量の多い地域に引っ越し、冬はスキーやスノボ、夏は登山をして楽しく生活していたそうです。
そして年金がもらえる年になった頃、その金額の少なさが想定外であったとのこと。
既にリタイア資金は6千万円ほどに減っており、このままではマズイ・・・と不安になっているそうです。
当たって砕けろ
情報が少ないので実態の把握は出来ないのですが、当たって砕けろ的なFIREをしている人だなぁ・・・と思いました。
何となくFIREとは、何度も計算をしたうえで石橋を叩いて渡る的な人がするものであろう・・・と思っていたのですが。
一度会社を辞めれば後戻り出来ませんので、辞めるかどうかは何度も悩みます。
何度も計算をして、これで大丈夫だ・・・と、確信を得てから退職するような。
色々なタイプ
とは言え、考えてみると色々なタイプの人がいますので、当たって砕けろ的な人もいるのでしょう。
計算よりも直感というか、本能的に判断するタイプです。
どちらが正しいとか、向いているというものでもないのでしょう。
危険なようにも思えますが、結果的には大成功・・・というパターンも多そうです。
実際のところ
石橋を叩いて渡る的な人であれば、大失敗はしない代わりに何でも保守的になってしまいます。
年金はもらえないかもしれないとか、資産運用に失敗するかもしれないとか、万が一のことを色々と考えてしまいます。
そうして、もっとリタイア資産を減らしても良いのに、減らさず余らせてしまうのです。
FIREを成功させるには、緻密さだけではなく、当たって砕けろ的な大胆さも必要だろうなと感じました。