主に関東・関西で、中規模のショッピングモールや、ケーズデンキなどの商業施設の不動産運用をしています。
第5期 2017年9月の業績
1口あたりの分配金は6,115円
(2017年3月期は6,044円、2018年3月期は6,200円の予想)
(2017年3月期は6,044円、2018年3月期は6,200円の予想)
- テナントの稼動率は99.6%
- 借入金比率(LTV)は42.6%
- 物件数は51件
2017年12月22日の価格による利回り
12月22日の終値は230,500円でしたので、通期で計算すると5%以上の分配率です。2017年はJリート全体の上値が重い状態ですが、そのなかでもケネディクス商業リート投資法人は特に重い状態にあると見ています。
逆に利回りが5%以上と高めになっているため、Ranpaは1口ですがNISA口座で購入をしたものです。ケネディクス商業リート投資法人は以下の評価をしています。
- 利回りが高めの割りに、有利子負債率が低い
- NOI利回りと、分配金利回りが同水準で高い
- NAV倍率が1倍を切っている
都心物件ではないので、NOI利回りが高くなることを考慮しても、有利子負債率が平均を下回って、5%以上の利回りを確保しています。しかもド田舎の旗艦物件で収益を出すようなタイプではなく、東名阪の周辺に分散した物件構成になっているため、安定性も高いと思います。
Ranpaは長期投資として、Jリートを分散して保有する計画で、1月に2018年度のNISA枠が使えるようになったら買い増しする予定です。そのなかでもケネディクス商業リート投資法は追加投資をする可能性が高い銘柄です。
今後のスタンス
2017年を振り返ると、株式等との比較においてJリートは相対的に値段が重く、利回りが高くなったことから、保有率は拡大したいと考えています。現在保有分もNISA枠のため長期保有でインカムゲインが目的です。
郊外型の商業施設リートは、オフィスリートよりも土地が安いため利回りが高めになりますが、テナントの業績が悪化した場合は、土地の価値が低いためリートとしての資産価値は大幅に目減りしてしまいます。オフィスリートよりも利回りが高い反面、リスクが高いことは注意して投資して行く予定です。