40代が主流、気がつけば社員が高齢化していると思うことはないですか

2017年12月27日水曜日

年齢

リタイアした後の想定は何歳までとするか?生活費や貯金は?」で記載しましたが、日本全体で高齢者が増えています。忘年会のとき、中心=40代、若手=30代というケースは多くなっていませんか?

金融機関は同じような人口ピラミッド

先日、「メガバンクが店舗を大幅削減するというニュースについて」でも触れましたが、金融機関は全体として、ベテランで40歳以上の社員が多くなり、全体の人件費が増加して取扱いに困る局面がでています。

40代後半の社員はバブル時の景気拡大時に大量採用し、30代以下は人員構成的に少ない傾向にあります。そのため部門単位では、若手の社員が配属されず、30代中盤でも永遠の若手社員になっていることがよくあります。

ずいぶん前から中堅のまま変わらない立ち位置

振り返ると、20代の頃から中堅社員として、第一線で働く役割を担っていたように思います。40代になってもその状況は変わらず、それなりに昇格しても、役職の位置が低くなっています。

昔は管理職といえば、名前のとおり管理する役割でしたが、今は管理職の社員ばかりです。管理職が多くなったので、管理職のなかでも成果に応じて細分化することになり、実質的には以前の管理職の待遇よりも低いものとなってきました。

みんなが昇格してポストが少なくなったので、以前からポストについていた人は本部長となり、新たに昇格した人は部長となります。結局、以前よりも部長の権限が小さいものとなっています。

結果として、時間が経過しても、あまり立ち位置が変わらないことは、金融機関全般として言えると思います。待遇やポストについては、無い袖は振れないということです。


10年前の忘年会

Ranpaの部門では、今年も忘年会のセッティングは30代の社員が担当しています。30代の社員は相対的に若手に属しているからですが、10年前の忘年会は違っていたと思います。

Ranpaは今の部門に10年近くいるため、周りのメンバーも大きく変わらず、付き合いの長いメンバーと働いています。そのため、気付かないうちに、お互いに年を取って、当時20代だった社員は30代になり、当時30代だったRanpaは40代になっています。

当時の忘年会の主要な参加メンバーは30代でしたが、そのまま10年経過して主要メンバーが40代になったということです。

日本の高齢化の縮図

色々な業界があるので、もっと若手が多い会社もあると思いますが、これが日本の縮図になっていると感じさせられます。

忘年会のメンバーを見て思うことですが、自分もその高齢化のメンバーの一員に巻き込まれていることは、その瞬間や個人単位では気付きにくいものではないでしょうか。

国内の多くの会社で働く40代社員は、同じような感覚を持っていると思いますので、忘年会に関する話として記載しました。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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