40歳と45歳の違い、退職目前にして思うこと

2018年1月11日木曜日

年齢

以前、時間の経過が早いことについて「年を取ると時間の経過が早いと感じるジャネーの法則について」で記載しましたが、2018年はリタイアの年であり、45歳になる年でもあります。

男性の平均寿命は80歳ですから、45歳は平均で考えると折り返し時点を過ぎています。1回しか与えられない生命も、半分以上使用してしまったようです。

改めて時間の経過が早いと感じる

45年近く生きてきて思うことは、若い頃の記憶はゆっくりとしったもので古いものとして残っています。しかしそれ以降の、特に社会人になってからの記憶は、ほとんどが最近の出来事のように思えます。

学生の頃に聞いた音楽は、ずいぶん昔の曲として感じますが、社会人になってから聞いた曲は20年前のものでも古さを感じません。

特に30歳を過ぎてから15年近くも過ぎましたが、それほど前のように感じません。30歳の時から同じ職場で働いていた同僚が、今も同じ職場にいますが、15年も前から付き合っていたとは思えません。

ジャネーの法則が正しく、年齢を重ねることによって時間の経過が短く感じるのか、サラリーマンが長いので短く感じるのか分かりません。サラリーマン生活が長いためであれば、アーリーリタイアにより違った感じ方になりますので、リタイア後にそのことは記載します。

40歳と45歳の違い

大した違いが無いように思われますが、40歳は自分でも若い部類に入ると思っていた30代の延長と感じていました。しかし45歳となると50歳が見えてきます。「初老」という名のとおり老人の仲間入りをしたことになります。

人生100歳時代と言われますが、高齢者の事後や病気が他人事とは思えなくなってくるのが、45歳ではないでしょうか。


国による定年制度の違い

日本では年金受給開始が65歳からに引き上げられたため、65歳定年とする会社が多くなってきました。世界的に見ても65歳とする国は多く、ドイツ・フランス・オランダなどが日本と同じ65歳となっています。

一方で、イギリスに近い、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどのように、定年を禁じている国もあります。以前の日本を含めた、アジアの国は比較的定年は早めで、中国は55歳、韓国60歳と言われます。

定年を禁じられていなければ、先進国では平均寿命の高い国は必然的に定年年齢が高くなるのだろうと思います。

平均寿命が高まれば、老後期間が長くなるため、退職時期は世界的に見ても遅くなりつつあります。ドイツでは69歳に引き上げる議論が行なわれています。

65歳や100歳からすると45歳は若いが

上を見ると45歳は若いように見えますが、ジャネーの法則によると加速度的に時間の経過が早く感じることになります。

もし45歳でアーリーリタイアせず定年まで働く場合は20年となり、さらに定年延長されればそれ以上も働くことになります。

定年時に「30歳や40歳の頃も最近に思える・・」というのは、浦島太郎が玉手箱を開け老人になってしまうのと同じように、気付いた頃には定年となりヨボヨボになっていたという状況と重なります。

長寿化は素晴らしいことですが、中身の無い状態で長寿化し、実は浦島太郎を量産することであれば本末転倒です。長寿化しつつ中身を充実させる生き方を目指したいと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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