ホテル系リートへの投資スタンスについて

2018年2月15日木曜日

リート

最近は観光地に行くと外国人観光客によく出会います。アジアからの観光客は見た目に気付かないだけで、かなりの人数で観光に来ていると思います。都市部のコンビニや飲食店も外国人の店員さんが目立ちます。Ranpaはホテル系リートに投資をしているので、訪日観光客の動向を気にしています。

投資しているホテル系リート

以下のリートに投資をしています。ホテル系リートは「マンションの一棟価格を簡単にイメージするには」にも記載しましたが、オフィス系と比較すると投資利回りは高くなる他、ホテルの業績が良ければ賃料が増加する変動賃料を採用しているため、観光客が増加すればリートの利回りも高くなります。
  • ジャパン・ホテル・リート投資法人
  • いちごホテルリート投資法人
  • 星野リゾート・リート投資法人
  • 平和不動産リート投資法人
  • 大江戸温泉リート投資法人
  • インヴィンシブル投資法人

2020年のオリンピックに向けて

日本では2020年のオリンピックに向けて気合いが入っている状況ですが、過去のオリンピックでは、開催後でも観光客は減少しないことが多かったようです。

オリンピックを意識して、日本語が分からない海外の人でも観光しやすいように改善していけば、リピーターは増加していくことでしょう。



中流所得層の増加は観光客を増加させる

国連世界観光機関というところが世界規模の海外旅行者数を調べており、増加を予想しています。特に、アジア・アフリカで増加幅が大きくなるようです。

中国では経済発展により中間所得層が拡大し、今まで海外旅行を意識しなかった層の人が海外旅行をするようになっています。中国の中間層の人口は10%程度ですが、2030年には30%になる試算もあり、これから大量の中国人が旅行を始めることになります。

GDPは停滞して、人口が減少して、社会保障費が増加する将来」などで暗い事実の記載をしてきましたが、外国人観光客が増加することは経済的にはプラスの情報です。アジアの各国から日本を見たとき、いちばん近くて魅力的な海外旅行先と感じられています。自国で見ることのできない気候や自然、文化、安全性などは日本の魅力ではないでしょうか。

直近の傾向としては、アジアだけではなく、これまで訪日観光客が少なかった国からも観光客は増加しており、政府による訪日キャンペーンの効果が出ているようです。オリンピックを期に交通インフラや文化・景観資産の整備をすすめ、観光地としての魅力を高めて欲しいものです。

ホテル系リートへの投資スタンス

少子化する日本においても、観光は縮小しにくい分野ですので、投資しているリートのなかでもホテル系リートへの比率を高くしています。現状は積極的に考えていますが、今後の訪日外国人の動向を注視しながら、スタンスを調整していきたいと考えています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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