人事異動が発令されました

2018年3月2日金曜日

残りの会社生活

毎年定例の人事異動が発令されました。毎年、定例異動は興味を持って確認しますが、今回は今までと違った思いで待っていました。それは、退職を報告していたため、どのような配置とするのかとても楽しみだったためです。

過去の転勤では

地方で勤務していると、人事異動イコール転居をともなうものとなり、仕事や生活環境が変わる大きな出来事になります。他人の異動を見ても面白く、「○○さんはついに○○のポストになった・・」や、「あれ、○○さん何故か○○の部署で役職無しになっている・・」など・・。

4~5年サイクルで異動があるため4年目になると、そろそろ・・・という感覚になってきます。サラリーマンの仕事は定期的に人事異動があるので、心機一転、リフレッシュできたり、マンネリ感を無くしたり、嫌な人間関係が我慢できたりするものでした。

過去の転勤については「転勤を繰り返し、得たものと失ったもの」でも記載しましたが、色々な場所で生活できたことも、良い思い出になっています。

発令された内容は

所属部署の変更はありませんでしたが、部門責任者ではなくなりました。当初から想定していたもので、事前に会社に伝えていたことが受け入れてもらえた結果になっていると思います。退職ギリギリまで部門責任者として働かされることも覚悟はしていましたが、これで少しは楽もできそうです。

発令内容は「降格」ですので、正直なところ、自分自身の感覚を整理しにくいところもあります。部門責任者としての仕事を長くしていると、部門全体のことを考えることに慣れてきます。自分だけであれば思い通りの仕事ができるのに、色々な部下をコントロールして自分の仕事もしてきました。部下の仕事がうまく行ってなければ、自分の責任になります。そういった負担感から解放された、清清しい感覚と、本当に退職が近づいた不安感が混ざり合った感覚です。

実際のところ、本当に整理しにくい感覚ではありますが、嬉しい気持ちの方が大きいように思います。



本当に退職し、アーリーリタイアする心境とは

人事異動による役職変更は、いままで親しい友人にアーリーリタイアを話していた冗談交じりの感覚とは違い、現実のものとして一歩踏み込んだことを改めて感じました。

清清しさを感じながら、会社の帰り道で思ったことですが、最終出社を終えて帰るときは、もっと清清しいのだろうか・・というものです。今回の発令で肩の荷が下りた、解放感を味わいましたが、最終出社日はもっと大きな解放感であろうか・・・。若しくは、独立して生きていく不安感の方が大きくなるものかと・・・。

予想してはいましたが、今回の発令は大きなインパクトがありました。しかし、予想通りで不満のある内容ではないため、アーリーリタイアに向けて、これからも着実に進んでいきたいと思います。

次の興味は、この降格で給料にどの程度の変化が発生するかということです。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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