1億円あった場合、アーリーリタイア後の運用方法

2018年5月27日日曜日

投資全般

アーリーリタイアしたあとの投資については、「失敗するアーリーリタイア」に記載したようにアーリーリタイアが失敗しないような方法にする必要があります。

1億円あれば、投資する選択肢もそれなりに多くなり、注意が必要です。

積極運用するなら

利回り10%程度のコインランドリーやバイオマス発電など色々投資しました」に記載したように、ソーシャルレンディングは高い利回りで運用できます。

もし、1億円のすべてを10%で投資すれば、収入で1,000万円、そこから税金などは引かれますが、リタイアして700万円程度の収入があれば言うことなしです。

月に60万円、1日あたり2万円もあれば、贅沢な生活ができます。

ソーシャルレンディングでは10%を超えるものがあるので、それほど非現実的なものではありません。


安全運用を重視するなら

インフレにより資産が目減りするリスクはありますが、投資をせす1億円から生活費を取崩しても生きていけるでしょう。

1億円あれば、45歳でリタイアするとして、毎年200万円づつの生活費を取崩せば95歳まで生きていけます。

年200万では質素な生活になってしまいますが、持ち家であればそれほどギリギリでもないでしょう。

公的年金の受給もあるでしょうし、贅沢は出来ませんが安全なプランです。

高配当株やリートへの投資

リタイア後の投資は「アーリーリタイア資金の貯め方、貯めることができない人とは?」に記載しましたように、インカムゲインをベースに考えています。

ソーシャルレンディングは元本の毀損リスクがあり、株式やリートも同様にありますが、「高利回りは架空ではないことをソーシャルレンディングに望みます」に記載したような運営会社のリスクは低いと考えられます。

景気や金利等による値動きリスクが許容できれば、投資額の殆どが戻ってこないという最悪のケースはソーシャルレンディングよりも低いでしょう。

ただ、毎日の価格に一喜一憂する生活になります。


社債の投資

社債も発行する会社が潰れるリスクはありますが、発行体が上場クラスであれば、リスクはかなり限定的と考えます。

マイナス金利時代でも探せば多少マシなものもあります。今日の段階でもソフトバンクから1.25~1.85%の利率で募集されています。

仮に中央値の1.55%になったとして、税引後1.2%程度の運用となります。

1億円投資すれば、120万円の収入になりますね。

現段階での予定

現段階では「リタイア後の収支、2019年の想定」に記載しましたように、運用中の社債もあり、リタイア直後は、株式・リートとソーシャルレンディングを20%程度の割合で投資することを考えています。
  • 社債(投資額7,500万)
  • 株式・リート(投資額800万)
  • ソーシャルレンディング(投資額1,200万円)
リタイアを開始してみないと、生活費が想定どおりで問題ないか分からないので、このような割合で様子を見る予定です。

この投資で年間240万円程度の利息・配当となります。

アーリーリタイア後の運用

キャピタルゲインを目指すのであれば、一か八かで分かりやすいのですが、10%の利回りは約束するが、元本が毀損するかもしれません・・・というのは判断が難しい投資です。

恐らく大半は無事に10%の利回りを得ることが出来て、運悪くハズレに当たれば元本の大半が戻らない可能性があるという選択ですね。

つまり、10%の利回りを得られれば贅沢な生活ができて、運悪く外れればリタイア資産が無くなるというものです。

もし、配当やリートなどの価格変動のあるものであれば、毎日の価格に一喜一憂する生活になります。

そのあたりを考えると、やはり株式・リートとソーシャルレンディングを20%程度が妥当なもののように思えます。今のところ・・。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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