リタイアする者が感じる独特な気分とは

2018年8月28日火曜日

アーリーリタイアの心境

お盆休みも終わり、通勤電車にサラリーマンが戻ってきました。

8月も今週で終り、来週からは学生も戻ってきます。ここ数週間少なかった電車の乗客は、来週から通常どおりとなり混雑します。

いつもながらの休み明けの情景です。

妙に感じる孤立感

休み明けに憂鬱になることは、過去に何度かこのブログに記載しましたが、リタイアを目前に、いつもと違った感覚になります。

憂鬱な思いは学生を含め、多くのサラリーマンが感じることで、全く普通のことだと思います。

しかしリタイアを目前となれば、そのような憂鬱の感じ方は軽減されます。

<以前記載したブログ>

しかし、いつものように感じる憂鬱さとは違った、妙な孤立感を感じるようになることに気付きました。


流れに乗っていない感覚

夏休みが終わり、学生やサラリーマンは通常の平常生活に戻って行きます。

電車や職場で不在となっていた席も埋まって、活気のある風景に戻りますが、リタイアをする者は、周りの雰囲気に調和することなく、取り残された感覚を覚えます。

この時期、世の中ではこの憂鬱な時期を乗り越え、普段の生活へと馴染んでいきます。

周りの人達がスイッチを切り替え、また頑張っていくスピード感を、今までになく感じてしまいますね。

リタイアする者が感じる疎外感

リタイアした人は、孤立感や疎外感を感じると聞くことがあります。

人との接点が無くなっただけではなく、周りは働いているのに自分は働いていないという特殊性や、働くことを良しとする道徳や倫理に反するという感覚が含まれるのだろうと思います。

これからリタイア生活に入ると、そのような感覚をさらに強く実感していくことになりますが、働いている間にも、そのようなプレ疎外感のようなものを感じ始めたということでしょう。

周りとは違った世界にいるような妙な感覚です。


移行期ならではの感覚

リタイアして時間が経てば、リタイア生活にも慣れ、リタイア後の生活スタイルが出来るのだろうと思います。

しかしリタイア直後は、20年以上もサラリーマンをしていた感覚が抜けずに、このような妙な感覚を覚えるのでしょう。

休み明けの憂鬱な感覚が少なくなったことは良いのですが、リタイアする者はこのような独特な気持ちになるようです。

孤立感や疎外感は、消して負担として感じるものではなく、自分は周りと違うのだ・・・と感じる特別な感覚です。

こんな感じに、一歩一歩、アーリーリタイアに突入していくものでしょうね。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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