バイオマス発電に関する投資を対象とするファンドです。
SBIファンドの特徴
以前「SBIソーシャルレンディングから7%もう1つ」でSBIソーシャルレンディングとバイオマス発電に関して記載をしましたが、上場企業グループSBIの信頼性により、他のソーシャルレンディング業者よりも利回りが低いことが特徴のひとつでした。
これまでオーダーメイドローンの利率は6~7%でしたが、今回は9%のものです。
SBISLバイオマスブリッジローンファンド6号
予定年間利回り・・9%
運用期間・・24ヶ月
募集額・・22億円
募集開始・・10月22日 午前10:00~
今回募集した資金をもとに20ヶ月でバイオマス発電所を建設し、第三者に売却した資金または、借換資金で返済する計画のようです。
売電価格が40円/kWhとして将来の収入が計算できるので、予定どおり発電所が稼動できれば収益が見込めるという事業計画に基づくものと思われます。
事業用地に抵当権を設定したり親会社の連帯保証などの担保設定はありますが、バイオマス発電所の用地は他に用途もなく、事業が計画どおり立ち上がるかどうかが鍵となります。
利回の高さとリスクは比例しますが、今回は前回よりもさらに22億円と規模が大きく、連続募集していることもあり、短期で確実に資金調達したいことから9%の設定となったのではないかと考えます。
興味のある方はこちらからどうぞ。⇒SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングという点
いままで他のソーシャルレンディング業者では10%超というファンドも普通にありましたが、SBIソーシャルレンディングの募集で9%はRanpaの知るところで初めてではないかと思います。
以前「遂にソーシャルレンディングでCMか!!」で、ソーシャルレンディングが一般化すると利回りが低下するのではないかと記載しましたが、アーリーリタイア後の投資先として、安心できる会社から一定の利回りのファンドが継続的に募集されることを望みます。