アーリーリタイアする最終出社日の朝の心境

2018年11月3日土曜日

アーリーリタイアの心境

アーリーリタイアを計画し、数年前からカウントダウンまでしてきました。

アーリーリタイアの開始を想像し、我慢もあとすこしだ・・・と、時を過ごしてきましたが、本当にサラリーマン最後となった日のことを記載します。

最終出社日直前の心境

役割については「部門責任者で無くなったことによる変化」などにも記載しましたが、半年程前から退職を前提に人事異動が発令され、引継ぎをしながらの仕事をしてきました。

人事異動発令当初は、役割は変わったが仕事の内容は変わらないという状態でしたが、少しずつ部門長としての責任のある仕事が減って、後半は気楽なサラリーマン生活が送れたと思います。

しかし、退職日が近づくと、「意外に忙しい退職直前の状況は・・・」に記載したように、急に忙しい日が復活するようになってきました。

身の回りの整理や、お世話になった人に挨拶をしたいと思いつつ、なかなか日々の業務に追われ、そのようなことが出来なくなってきます。

最終出社日の前日までは、そのような忙しい日となり、全くアーリータイアの実感を感じない時間を過ごすことになりました。


最終出社日の予定

最終出社日の前日までは、在職中に確認しておきたい・・・などの打合せが多くなりますが、最終出社日は同僚も気遣ってフリーにしてくれます。

最終出社日の前日は通常以上に慌しいものでしたが、最終出社日のスケジュールを見て、最後は想像していたような1日が過ごせそうだと思いながら帰社をしました。

流石に最終出社前日の夜は、明日、会社に行くのが最後なんだな・・・と思うことになり、深い眠りでは無かったように思います。

最終出社日朝になって

最終出社日朝になって、いつもの通勤ルートを歩き始めると、もうこの道を歩いて会社に行くのは最後なんだな・・・と、退職となる実感が沸いてきました。

毎朝同じ時間の電車で顔見知りとなった彼らと会うのもこれが最後かと思いつつ、最後の通勤電車に乗っていました。

前日までは、退職してアーリーリタイアする実感は殆ど無い状態で進んできますが、最終出社日になって、急に大きな判断をした実感が沸いてくるようになりました。


長期間の計画をすれば・・・

思えば、退職してアーリーリタイアをすることについては、正式に家族や上司に話すこともなく今に至ったように思います。

それは、長期間の計画をしてきたもので、急に改めて決断したものではなく、継続的にアーリーリタイアすることを話してきたため、改めて相談したり、報告する必要も無かったことによります。

言わば、済し崩し的にアーリーリタイアに至ることとなり、そのことが変化を感じさせず実感の沸かない理由であったように思います。

しかし、最終出社日となれば、流石に次の日から会社に行かなくなり、同僚にも会わなくなる変化が訪れます。

そこで初めて、会社に行かなくなり、収入が無くなり、同僚とも会わなくなることが実感となってきました。

待ち焦がれた最終出社日の朝は、清々しいものとして想像してきましたが、時際には過去に味わうことのない、妙な不安感を含んだ複雑な気持ちの朝となりました。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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