退職金特別プランの選択

2018年11月2日金曜日

投資全般

多くの金融機関では、退職金の運用として優遇金利を適用するなどのサービスがあります。

Ranpaは既に使い道が決まっているので、利用する予定はありませんが、退職したときのみ利用できる優遇サービスとなれば気にはなります。

特別プランの条件

誰でも契約できるものではなく、条件があることなので興味をもってしまいます。

一般的には、退職を証明するものとして、退職金の源泉徴収票などを提出できることが条件となり、退職者のみ利用できる優遇サービスとしてチェックしたいところです。

金融機関によっては、退職予定者や、退職後2年間利用できるなど、多少の取扱い条件に違いがあるようです。


特別プランの内容

多くのプランでは、3ヶ月や6ヶ月定期の金利上乗せとなっており、他の商品とセットで契約することになります。

例えば、三井住友信託銀行の例では以下の金利になるようです。

ライフプラン相談+定期預金3ヶ月(0.8%)
NISA+定期預金3ヶ月(0.9%)
年金信託+定期預金3ヶ月(1.5%)
投資信託+定期預金3ヶ月(コースにより2.4%、5.5%)

セットで販売できる商品の収益が高いほど、定期預金の金利が高くなっていきます。

例えば、三菱UFJ信託銀行の例では以下の金利になるようです。

定期預金6ヶ月単体(0.45%)
相続型信託+定期預金3ヶ月(1.9%)
投資信託+定期預金3ヶ月(5.5%)
ラップ口座+定期預金3ヶ月(5.5%)

こちらも同様にセットで販売できる商品の収益が高いほど、定期預金の金利が高くなっていきます。


結局のところ・・・

一応、ネットで退職金特別プランのようなサービスを一通り調べてみましたが、予定している退職金の使い道を変更する程に魅力的なプランは見当たりませんでした。

退職の機会は多くありませんので、その少ない退職時のみ利用できるサービスとして何か有利なものが無いかと探したのですが・・・。

もともと、一般の人が大金を手にする退職時期に、金融機関が客を集める撒き餌サービスなので、所詮、撒き餌のレベル以上のものは無いということでしょうか。

以前、ネット証券やFXなどでは、口座開設をするだけで○○万円というキャンペーンをしていましたが、口座開設するだけで取引をしない人が多かったので、今では口座開設+取引が条件となったように、どこか1つぐらい、どう考えても採算が取れないだろうというサービスがあればと思ったのですが・・・。

投資経験がなく働きあげて、まとまった退職金が入ったものの、運用する方法が分からない・・・というような人には良いサービスなのかもしれませんが・・・。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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