物件は自由に選べますが、一定の家賃を超えると自己負担となりました。
会社の都合で行き先が決まることや、一定期間住むだけとなり、1日か2日で選定をしなくてはならないので、あまり真剣に住宅について考えたことはありませんでした。
しかし、アーリーリタイアした後の住宅については、色々と考えて今に至ります。
実際に住んでみた、事前に考えたこととのギャップを記載します。
<参考ブログ>
ロケーションについて
リタイア後の住宅は、通勤の制約がなく自由に選ぶことができます。
そのため、歩いて駅に行くことができない場所でも検討範囲に入り、人口の少ない市町村でも良くなります。
便利な場所の物件は高額なので不便な場所でも問題ない・・ということを考えていました。
実際に住んでみると、リタイア生活はリタイア生活なりに必要なことがあると分かってきました。
外出の機会は増える
サラリーマン時代は自由な時間が少なく外出は休日のみでしたが、アーリーリタイアすると食事や買い物を中心に外出の機会が増えました。
住宅を選定する際、不便な場所でも問題ないと考えていたものの、たまたま周辺にショッピングモールやスーパー、飲食店などが多くあり、結果として非常に良かったと思っています。
アーリーリタイアすると平日にも外出が出来るので、外出する先の選択肢は多い方が良いことになります。
もし近場に潰れそうなショボイお店しかなければ、選択肢が無いか、遠くまで行かなくてはならない悲しい生活になってしまいます。
車で外出する
駅周辺や電車を使っての外出となる都市部も良いとは思いますが、リタイア後は車で色々なところに外出する地方が良いのではないかと思います。
車を使えば、ガソリンは必要になりますが、外出先の選択肢は広まります。
電車代を気にすることなく、燃費が良く維持費の安い軽自動車を使って、いろいろな場所に行くことが多くなりました。
しかし、車でも行くことができる範囲は限られます。片道で1時間以上になれば気軽に行くことはできません。
考え直したロケーションの条件
便利な場所の物件は高額なので、不便な場所でも問題ない・・というのは間違いではないと思いますが、正しくは以下だったように思えます。
- 便利な場所の物件は高額なので、不便な場所でも問題ない
- 車で15分以内の範囲にスーパーなどが幾つかある
- 車で1時間以内の範囲にショッピングセンターや公園などが幾つかある
少々贅沢な条件が追加となりますが、リタイア後の自由な時間を満喫するには、追加の条件が重要なことであると気づきました。
自由な時間がある分、選択肢は多い方が楽しい生活ができます。
自宅の周辺は不便でも、車で少し行けば色々ある・・・これがリタイア後の住宅の条件なのではないかと思います。
リタイア後の住宅として良いのは
国内は地方の人口が減少し、不便な場所はさらに不便になる可能性が高く、安く住宅が購入できてもその後は心配になります。
地方をよく調べると、全体としては人口が減少していても、新興住宅地などで局所的に人口が増加しているエリアがあります。
都市部への通勤ができる郊外の新興住宅地などですが、日本全体が高齢化する中でも若い人の比率が高いエリアで、郊外型のショッピングセンターや飲食店の出店もあります。
アーリーリタイアして住むのは、このようなエリアもなく、このようなエリアに近い不便な場所ではないかと思います。
人口増加しているエリアの良い物件は高額になりますので、アーリーリタイアする際の選択としては難しく、活発なエリアに近い周辺の田舎が最も適した場所なのではないでしょうか。
車があれば活発なエリアの利便性に便乗できるが、徒歩では不便になってしまうような物件です。
車があれば活発なエリアの利便性に便乗できるが、徒歩では不便になってしまうような物件です。