ソフトバンク上場後の株価について

2018年12月19日水曜日

投資全般

本日、ソフトバンク株式会社が上場しました。

Ranpaはソフトバンク社債に2,500万円の投資をしているので気になるところでしたが、公募割れの安値引けで終わりました。

規模が大きいので、ある程度は想定通りの結果でした。

配当性向85%、配当利回り5%

ソフトバンクには興味を持っているので社債の投資をしているのですが、今回公募時の売り文句は「配当性向85%、配当利回り5%」ということで非常に気になっています。

証券会社から提案はありましたが、この規模の上場であり、証券会社から提案のあるIPOは安値になることが多いので、投資するなら上場してからと様子を見ていました。

リタイア生活なので取引時間中に株価をウオッチしていましたが、朝から右肩下がりに下がり続け、公募1,500円のところが1,282円で終わりました。

掲示板では、日中にもかかわらず、凄まじい勢いで書き込みが増加していました。

大引け10分前ぐらいには1,300円を切るようになってきたので、注文画面に入力するところまでしましたが、もう少し様子を見ることにしました。


配当・優待目的の投資として

アーリーリタイア後の投資方針はインカムゲインとしているため、5%の利回りは魅力的で、基本的にはインフラ事業なので安定性も見込めると考えています。

携帯3社の業績を見ても、ソフトバンクは新規投資事業からの利益が拡大していますが、携帯事業を中心とするNTTドコモやKDDIは毎年安定的な利益を出しています。

5G問題などの不安要素はありますが、ネット社会が拡大するなかでインフラ事業を3社で寡占している間は、安定性は当分続くように思えます。

配当の他に優待も気になるところで、ソフトバンクグループの株式を保有すればインターネットや携帯料金が割引きされます。

本日上場のソフトバンク株式会社では、まだ優待の情報は把握できていませんが、恐らく同じような優待制度になるのではないとか推測しています。

ソフトバンクグループの優待内容

ソフトバンクグループの優待では色々なサービスから割引になるので、携帯料金のように複雑になっていますが、主に以下のものがあります。
  • 携帯料金:1,000円/月割引
  • ソフトバンク光:1,200円/月割引
ただ、ソフトバンクグループの配当利回りは0.5%程でしたので、今までインカムゲイン投資家としては、ちょっと投資しにくい銘柄でした。

しかし、もし今回上場のソフトバンク株式会社の方でも優待制度が決まれば、配当性向85%の配当金と合わせて、とても魅力的な銘柄になるはずです。

ソフトバンクグループは100株に相当する約80~100万円を投資することにより権利付与されるので、ソフトバンク株式会社では500株ぐらいから権利付与されるのではないかと考えています。

計算どおり、5%の利回りがあって、毎月2,200円の通信費削減ができればと思い、思案しているところです。


配当利回りベースの株価

最近は配当性向を高くする企業も増えていますが、欧米と比較すればまだ低い水準で、配当金はおまけのような位置づけと思えます。

その点、リートの配当性向はほとんどが100%なので、分配金から適正株価の逆算がしやすくなります。

方針として、ソフトバンク株式会社が配当性向85%を掲げているのであれば、リートのように、配当金から適正株価が計算でき、投資判断のしやすい銘柄になると考えています。

明日以降、株価がどのようになるのか楽しみですが、今後の優待情報と配当金情報を入手しながら、投資するか判断をしていこうと思います。

ソフトバンク以外にも、インカムゲイン投資ができる配当性向の高い安定企業が増加してもらいたいものです。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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