年金がどうなっているのか社会保険事務所に行って確認しました

2018年12月18日火曜日

リタイア後の収入

公的年金については何度かこのブログでも記載をしましたが、将来、とても重要な収入になると考えています。

若い世代では、年金受給が遠い将来であり、年金制度が破綻するのではないかというマスコミの情報などから、公的年金には期待せず自助努力すべきという考えがあると思います。

しかし受給年齢が近くなるにつれて、公的年金の重要性に気付いてくるのではないかと感じます。

かく言うRanpaも、昔はとんでもない制度だと思っていましたが、今では有難い制度のように思えます。

参考ブログ:ねんきん定期便が着ました、もらえる額は?

終身受取ることができる公的年金

リタイア生活を始める際に難しいこととして、リタイア資産はいくら必要かということがあります。

仮に、45歳でアーリーリタイアして95歳まで生きた場合、50年間の生活費が必要になりますが、70歳で死んでしまえば25年間の生活費でよくなり半分で済みます。

何歳まで生きるか分からないので、念のため95歳まで生きた場合のリタイア資産を用意するとなれば、必要かどうか分からない資産のために働く期間が長くなります。

生きている限り受取ることができる公的年金で、ある程度のベース収入の確保ができれば、念のためのリタイア資産は少なくすることが出来ます。



実は凄まじい破壊力がある

今の国民年金保険料は16,340円/月で、20歳から60歳まで40年間も毎月支払うことになっています。

一方、満額で受給出来た場合の年金額は77万9,300円で、1月あたり65,000円程になりますが、少子高齢化で将来はどうなるのか確定数値ではありません。

若い世代からすると、もらえるかどうか分からない年金のための年金保険料の支払いは無駄と感じてしまいます。

しかし、もし年金を10年もらえば779万円となり、20年もらえば1,558万円となり、30年もらえば2,337万円にもなり、無駄と考えることは出来ない金額です。

もらえる期間が長くなると、想像以上に高額な年金を受取ることになり、これが終身年金の凄さで重要と考える理由です。

社会保険事務所で確認したこと

ねんきん定期便で自分の年金見込み額を把握していましたが、年金制度は難しいので認識相違が無いか、社会保険事務所に行って確認をしてきました。

社会保険事務所は休日の窓口対応をしていないので、サラリーマン時代は行きいにくかったのですが、リタイアすればいつでも行くことが出来るようになりました。

確認したかったことは以下の2点です。
  1. ねんきん定期便に記載している見込額は、既に支払った保険料をもとにした現時点での見込み額で、今後さらに保険料を支払えば見込額は増加するのか。
  2. 国民年金保険料の全額免除となれば見込額はどの程度増加するのか。
確認の結果は、1,2ともに事前の想定どおりでした。

ねんきん定期便に記載している見込額は、既に支払った保険料をもとにした年金額で、こらから保険料の支払免除となっても減ることは無く、安心しました。

また、国民年金は保険料を1年間支払えば、概算として支払金額の約1/10が年金額として増加するとのことで、今の16,340円を1年間支払えば2万円弱が年金額として増加します。

もし全額免除となれば、その半分が増加しますので、もし45歳から60歳まで無収入として15年間全額免除が出来れば、今よりも年金額が14万円程度は増加することになります。



今後の予定としては・・・

ねんきん定期便に記載の見込年金額は、Ranpaが120万円程度、嫁が30万円程度の合計150万円程度です。

今後増加する年金額などを加えると、合計で約180万円/年になる予定です。

事前の計算どおりですが、約180万円/年の年金とリタイア資産があれば、老後も何とかなるのではないかと考えています。

あくまでも日本の年金制度が変わらない前提となりますが、180万円/年の年金を10年もらえば1,800万円、20年もらえば3,600万円となり侮れない金額です。

若かった頃は、少子高齢化で年金など将来もらえない・・・と思っていましたが、サラリーマンを卒業してリタイア生活に入ると、年金の受給は近いものとして感じるようになります。

働いて、毎月の収入を得ている時は、将来の年金など考えにくいものだったのですが。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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