退職にともなうDCからiDeCoへの移管手続きを開始

2019年2月25日月曜日

アーリーリタイアのスタート

会社を辞めて退職一時金はもらいましたが、退職年金は60歳にならないともらえません。

45歳で退職すれば15年も先のことですが・・・。

しかも会社を辞めて無職でいれば、その年金はすべて自己管理することになります。

その自己管理しなくてはならなくなったDC(退職年金)の移管手続きが出来るようになったので準備をすすめています。

DCの管理会社から案内が送られて来た

退職前からDCの移管手続きについては調べていましたが、やっと手続きを始めます。

最終出社日は10月末でしたが、ようやくDCの管理会社から「確定拠出年金加入資格喪失手続完了通知書」が到着しました。

この通知内容をもとに受け皿となるiDeCoへの移管手続きをすすめます。

退職金一時金や、健康保険、住民税などは退職とほぼ同時並行で手続きはすすみますが、こちらは色々と時間がかかります。

しかも、6ヶ月以内に移管手続きをしなければ、強制的に国民年金基金連合会へ移管が行われ、色々と無駄な手数料が発生するようです。



SBI証券のiDeCoへ移管手続きをする

iDeCoは色々な金融機関で取扱っていますが、それぞれ手数料が異なります。

SBI証券は株式やリート取引の口座として利用していましたが、手数料も安いのでiDeCoもSBI証券に移管することに決めました。

ただし安いといっても、iDeCoはSBI証券を通じて国民年金基金連合会や信託銀行での手数料が発生しますので、移管時の手数料2,777円と口座管理手数料として毎月64円が必要になります。

DCの約275万円を保管するために管理費として毎月64円も必要なのか・・・と思いますが、他に選択肢も無いようですので仕方ありません。

15年間の管理費としては64円×12ヶ月×15年=11,520円となります。

以前のブログにも記載しましたが、高いところでは毎月500円程度の手数料が必要となる金融機関もあります。

このブログに何度か記載しましたが、お金は右から左に動かすだけで費用が発生し、金融機関や収納代行会社の手数料となります。

現段階で提出するもの

まずは、移管先となるSBI証券に「個人別管理資産移管依頼書」を提出をしました。

必要記載事項としては以下のもので、「個人別管理資産移管依頼書」に本人確認書類を添付してSBI証券に送付します。
  1. 基礎年金番号
  2. 勤めていた会社名・登録番号
  3. DCの管理会社名
  4. 資格喪失日
SBI証券では、書類が到着してから2~3週間後に口座IDやパスワードのお知らせを送付するとのことです。

SBI証券とDCの管理会社との間で照合するための時間を要するものと思いますが、最初にDCの管理会社から「確定拠出年金加入資格喪失手続完了通知書」の到着に時間がかかり、口座開設にも時間がかかり、面倒な手続きです。

口座が開設されてから、さらに、移管手続きが完了するまで1ヶ月半から3ヶ月を要するらしく、強制移管される6ヶ月のギリギリになりそうです。


15年後の270万円のために

移管した約275万円の退職年金資産は、iDeCoで株式や債券などのファンドにより運用することも出来ますが、今のところ何も決めていません。

サラリーマン時代のDCにおいても、特に積極運用はしていませんでした。

とりあえず、SBI証券の口座が出来れば選択できる資料があると思うので、それを見てから考えるつもりです。

15年経たなければ受取ることの出来ない約270万円の手続きをするのは妙な感じで、勤続年数が短く移管金額が少ない人であれば、もっと面倒なことだろうと思います。

頑張って働いてもその資産は皆のものになる理不尽」に、忘れた口座のことを記載しましたが、複雑で面倒な手続きなので、強制的に国民年金基金連合会へ移換が行われ、そのまま放置され、忘れ去れるものが多くなるのではないのでしょうか・・・。

そもそもDCは従業員が得するように作られた制度ですが、複雑な仕組みは放置されて忘れられた資産が増えるような気がします。

仮に少なくても出庫出来ないDCの残高がある場合は、きっちり手続きを済ませ、家族にも伝えて、60歳まで覚えておく必要があります。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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