会社を辞めた時は税金や保険の出費が多くなるので失業保険は有難く、特にRanpaの場合は定年退職の扱いで自己都合であっても給付制限はなく、すぐに支給開始となったので助かっています。
さらに、候補の仕事があればハローワークから求人情報を送付してくれますので、求職をフォローする公共の仕組みは機能しているように感じます。
45歳で事務職の求人
人件費が高騰しているニュースはよく聞きますが、有効求人倍率は1.6%台で、有効求人数は前年比プラス、有効求職数は前年比マイナスが続いています。
しかし正社員の事務職の求人は少なく、特に年齢が高くなれば難しくなると言われます。
勤めていた会社でも中途採用をしていましたが、基本は経験者で専門的な知識を持つ、業界経験者ばかりであったように思います。
ハローワークから求人情報
そんな地方在住の45歳にハローワークが案内してくれた求人情報を紹介します。
2件あり、両方とも病院関係の事務職です。地方の事務職は病院関係が多いということでしょう。
1つめは、車で40分程度の総合病院、グループ全体では1,000人以上の従業員となる規模です。
仕事の内容には、経営管理部門で役員秘書業務や、グループ全体の長期計画立案などとしており、立派なものです。
賃金は基本給が15~23万で、その他に家族手当や皆勤手当などがあります。
2つめは、車で10分程度の介護施設、従業員約140人の規模です。
仕事の内容には、人事・労務管理、役所への届出業務、経理業務とあり、所謂、事務仕事の全般をするようなものです。
賃金は基本給が18~22万で、その他に残業代があるようです。
45歳からの事務職であっても、純粋に良い求人があるものだと思いました。
ただし、求人があっても、採用してくれるかどうかは別問題ですが・・・・。
サラリーマン時代と比較して
賃金面を前職と比べれば大幅ダウンになりますが、仕事は内容次第だろうと感じます。
前職であった金融関係の仕事は、平均よりも収入面では良いものですが、それだけ仕事は厳しいものです。
一般的な企業よりも労働時間はとても長く、休日出勤もします。それらの多くは自発的なものです。
世の中には定時に帰社することが出来る仕事も多いようですが、17時に帰ったことはサラリーマン生活のうち数回程度だろうと思います。
社内で完了出来ないものは、自宅で引き続き仕事をします。当然、非公式ですが・・・。
さらに、会社の都合で全国各地に転勤もありますし、失敗すれば左遷もされます。
金融関係の職場とは、ある程度の収入が無ければやっていられない・・・そんなものだろうと思います。
やはり、収入は提供する労働に比例するものだろうと思います。
案外、良いものがあるのかも
45歳、しかも地方で正社員の事務職を探すのは、かなりの難易度であろうと思っていましたが、求人情報を見ると、案外、良いものがあるのかも・・・と感じました。
長年、求職活動をしたことが無いので比較する尺度が無く、良いのか悪いのかや、採用してくれそうなのかどうかなどの感覚も分かりませんが・・・。
地方で周囲を見渡せば高齢者ばかりなので、45歳と言えども、実際には求められているものなのかもしれません。
まだ、求職情報は少なく、失業保険の給付も始まったばかりですので、もう少しどのような求人があるのか見ていこうと思います。