退職年金DCの移管には数ヶ月を要するので、まだ手続きが終わっていません。
移管前・後の業者から案内が届きましたので進捗について記載します。
<参考ブログ>
移管の流れ
退職年金DCは60歳にならなければ受取ることが出来ない制度で、定年退職する場合は問題ないのですが、アーリーリタイアする場合は長期に渡って資産を引き出せないデメリットがあります。
在職中は会社が委託した業者(JIS&T)に積み立てられますが、退職すると60歳になるまで個人で委託する業者を探すことになります。
各業者ごとに管理手数料が驚くほど違うのですが、Ranpaの場合はNISA口座を持っていて手数料も安いSBI証券に委託することにしました。
<2月中旬>
まずは退職にともないJIS&Tに資格喪失手続をしてもらうことからスタートしますが、12月末に退職し「確定拠出年金加入資格喪失手続完了通知書」が届けられたのは2月中旬です。
SBI証券からは事前に移管するための手続書類を取り寄せていたので、「確定拠出年金加入資格喪失手続完了通知書」が到着してすぐにSBI証券に「個人別管理資産移換依頼書」を提出しました。
<3月上旬>
SBI証券から「iDeCo IDおよび初期パスワードのお知らせ」が届き、SBI証券のマイページでiDeCoに関する情報が参照できるようになりました。
ただし、この段階ではJIS&TからSBI証券に退職年金DCの資産が移されていないので、残高は0になっています。
<現時点>
JIS&Tから「他制度への移換金 お振込のご連絡」が届きました。
完了までには数ヶ月かかる
勤務先の会社と国民年金基金連合会、JIS&T、SBI証券が関係するので時間を必要とするようですが、SBI証券の説明にも完了までには数ヶ月かかることが記載されていました。
しかし6ヶ月以内に手続きをしなければ、強制的に自動移管となり高い手数料が発生してしまうので気になるところです。
とりあえず時間はかかっていますが、JIS&Tから「他制度への移換金 お振込のご連絡」の到着により、順調に進んでいるようで安心をしています。
60歳まで預けておく
退職年金DCには税制優遇措置がある代わりとして、60歳まで引き出しが出来ないこととなっています。
そのためアーリーリタイアには合わない制度ですが、45歳までに退職すれば「45歳で退職すると退職金にかかる税金が少なくなる」に記載したメリットもあります。
SBI証券ではその資産を34種類のファンドで運用できるそうで、15年後に減っていないことを目標としますが、15年後になるので忘れないようにしなくてはなりません。
勤めていた会社との関係
アーリーリタイア生活にも慣れてきましたが、これでまた1つ勤めていた会社との関係が切れたことになります。
健康保険は任意継続をしているので、来年3月までは勤めていた会社との関係は残るのですが、時間の経過とともに薄れていくことを感じます。
長年勤めた会社で、当り前のように毎日通っていたものですが、退職すれば他人の関係になってしまうものです。
時折、送られてくる健康保険の案内物の封筒や送付状には、見慣れた会社のロゴがあり、まだ他人のものとは思えない感覚は残っています。
先日CMを見ましたが、変わらずやっているのだな・・・と思いました。
先日CMを見ましたが、変わらずやっているのだな・・・と思いました。