45歳で退職すると退職金にかかる税金が少なくなる

2018年9月17日月曜日

リタイア後の収入

一応計算はしていますが、退職金は幾らになるのだろう・・・これはアーリーリタイアする人が退職時に気になる関心事項です。

退職金の支給額とともに、差引かれる税金がどれぐらいかも同時に気になります。

以前、「退職金の試算、退職所得にかかる税金は高額」に退職金にかかる税金について記載をしましたが、改めて追加の記載をします。

退職金について

Ranpaの退職金は以下のように3階構造になっています。
  1. 通常退職金
  2. 早期割増退職金
  3. 退職年金
今回、退職時に支給されるのは1と2になり、3については「確定拠出年金DCの退職に係る手続きについて、iDeCoも」に記載した60歳まで受取ることができない退職金です。

定年退職であれば、1~3のすべてを同時に受取ることも出来ますが、アーリーリタイアであれば、3は60歳まで受取ることができません。

では、退職金の算出となる所得は1~3になるのでしょうか、1と2だけしょうか。


45歳で退職すると得なことがある

これまで調べてきたところ、45歳で退職する時には、3の退職年金は課税対象とはならないようです。

当然、もらっていないのに税金だけ払えというのは酷でしょうし。退職年金は受給する時に課税されます。

60歳で1~3を同時に受取れば、1~3まとめて課税対象となり、60歳で1と2、61歳で3を受取った場合、3については61歳での受取時に改めて税額の算出を行ないます。

改め算出するのであれば累進税率のため、ずらした方が良いに決まっていると思われますが、そこは損得無いように調整する計算が入ります。

しかし、最後に受け取った退職一時金等から15年以上経過していれば、その調整する計算が無くなるようです。

45歳の15年後は60歳

45歳で退職一時金を受取り、60歳で退職年金の一時金を受取った場合、15年以上の間が開きますから調整が入りません。

45歳でアーリーリタイアすると退職金の税金に関しては、そのようなメリットがあるようです。

税金は税制変更があって、将来どうなるか分からないものですが・・・。また、実際に実行する時は税務署等に確認が必要ですが・・・。


退職金の受取日

最終出社日は近づいてきましたが、「退職時に全ての有給を消化するには」記載のとおり、たくさんの有給が残っているので、本当の退職日はまだ先です。

そのため、「退職は年末と年始で税金や保険に違いはあるのか」にも記載のように、退職金の受取りは来年になってしまいます。

退職直前、給料の額に違いが・・退職代行も・・」のように、直前の昇給で退職金が増加するハッピーなこともあり、最終的に幾らの退職金が貰えるのか気になります。

事前の想定では、保守的に試算をしているので、思いの外、多かったな・・・となることを期待しています。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ