意外に高利回り、農協・信金への出資について

2019年3月18日月曜日

投資全般

Ranpaは、株式やリート、社債に投資をしていますが、すべてインカムゲインを目的としています。

比率としては、株式が3%、リートが17%、社債が80%というとろころです。

昨年末に上場したソフトバンクは配当性向85%を売りにしていましたが、最近は配当性向を高くする会社が増えています。

インカムゲイン投資家には有難いことで、Ranpaの投資しているオリックスも過去5年を見ると20%→23%→25%→27%→30%と高くなっています。

逆に利回り2%程度になる社債は出なくなってしまい、社債が満期になった後に投資するものを探しています。

色々なものに分散もしたいので、意外に高利回りとなる農協・信金への出資なども検討しているところです。

あまり知られていない農協・信金への出資

上場企業の株式は証券会社を通して売買することとなり、上場しているので株価は日々変動します。

農協や信金もそれなりの規模で安定性の高い事業ですが、非上場なので証券会社を通して投資することは出来ません。

農協や信金は窓口で出資金の取扱いをしており、地域の人が出資金を出し合って運営する協同組織の金融機関です。

出資金は上場株式のように自由に売買できませんが、脱退すれば出資金は返還されます。

預金ではないので預金保険の対象外ですが、株価のように出資金が変動することはなく値下がりもありません。

意外にローリスクでハイリターン

農協や信金は地域ごとに数多くあり、それぞれ出資分配金の利回りも異なっており、1%~5%程度まで幅があります。

しかし、この低金利環境においては、高利回りのマイナー投資になると思います。

農協や信金もそれなりの規模で安定性の高い事業なので、長期的なインカムゲインを得ることを考えれば面白い投資先であろうと思います。

まだRanpaは投資していませんが、社債が満期になった後に投資する選択肢として考えています。


利回りを例にすると・・・

以下はネットで調べたもので不確定情報ですが、利回りはこのようなイメージです。

北海道信用金庫 4%
米沢信用金庫 4%
城南信用金庫 2%
埼玉縣信用金庫 3%
京都中央信用金庫 5%
尼崎信用金庫 4%
福岡ひびき信用金庫 3%
飯塚信用金庫 6%

出資する方法

まだRanpaは投資をした経験はないのですが、以下のような手順となるようです。

本人確認書類を持って窓口に行き、出資の申込をします。

出資額は多くても50万円程度ですが、金融機関ごとに異なる取り扱いをしています。

また、地域の人が出資金を出し合って運営する協同組織の金融機関である性質から、その地域に住んでいたり勤めていたりすることが条件になるので、出資先は近くの信金や農協になります。

「出資」の性格上、誰でも出来るものではなく、協同組織に加入する意味合いとなり、口座開設などの取引とともに出資するようです。

ある程度の金額を出資する目的であれば、その地域で出資が出来る金融機関に分散することになります。

少々、小口で面倒だが・・

上限が10万円という金融機関もあり、あまり大きな出資はできませんが、協同組織の金融機関は数多くあるので、小口に分散してうまくいけば数百万円の運用になるかもしれません。

株式のように売買出来ないので、インカムゲイン目的として長期に渡って出資配当金をもらい続けることを考えれば、良い運用になるとも言えるので、ポートフォリオの1つとして検討中です。

逆に破綻さえしなければ、株式やリートなどのように○○ショックで暴落し、資産が1/3になった・・・などということもなく、株式やリートなどとの組み合わせとして面白いと考えています。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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