約17%を多いと考えるか少ないと考えるかは分かれるところですが、今後も比率は高める方向に考えています。
色々とある投資対象の中からリートに投資する理由について記載します。
リートの収益について
雑所得になるソーシャルレンディングへの投資比率は少なくなっていますので、今はリートと社債が主な投資対象です。
リートには保有資産の約17%を投資して、年間約75万円(税引後)の収入となっています。
社債には保有資産の約75%を投資して、年間150万円(税引後)の収入となっています。
利回りはリートが4.4%に対して社債は2%ですが、リートは値下がりするリスクがあるので一概に良いとは言えません。
上場リートの平均利回りが約4%(税引前)ですので、保有リートの利回り平均よりも高くなっています。
これはリスクが高いと思われる高利回りリートの保有が高いことと、NISAを使って分配金が非課税になっているためです。
生活費に関する方針
月の生活費は20万円としていますので、年間では240万円となります。
社債とリートからの収益は合計で約225万円となります。
社債とリート以外からの諸々の収入で、およそ生活費相当になると思います。
しかし、リートの分配金は変動するので下がる可能性は高く、社債は満期が来れば収入が無くなります。
ただ、リタイア資産の運用収入だけで生活をする計画ではなく、リタイア資産を取崩して生活をする計画なので、運用収入>生活費とすることに拘りは持っていません。
リートに期待すること
運用収入が無くても生活出来るのであれば、リートに投資しなくても良いと思われそうです。
Ranpaの場合、リートの分配金は資産の取崩しとして考えて投資をしています。
例えば、100万円を投資して4%の収入を得た場合、投資元本は4%少なくなった96万円になっているという考え方です。
結果としてリート価格が上昇したり、投資したときの価格から変化が無かったらラッキー程度に捉えます。
そうすれば運用収入で生活するのではなく、リタイア資産を取崩して生活しているのと同じことですが、分配金についてはそれぐらいに考えています。
そのためリートに期待することは、分配金の支払い以上に値下がりしないことです。
リート価格は利回りによって決まる傾向が強い
株式の場合、その会社の将来性が価値となり株価は期待値によって形成されるので、配当利回りと株価の関連性は高くないものです。
しかしリートの場合、事業は不動産賃貸業だけなのでリート価格は単純に分配金の利回りによって決まる傾向が強いものです。
空室率上昇や金利上昇などによって利回りが低下する局面では、リート価格も下がることとなり、リタイア資産の運用としては厳しい時期になります。
ただ、リーマンショック時においてもリートの分配金は続けられたように、事業が不動産賃貸業だけなので分配金は比較的安定していると考えることもできます。
(リーマンショックで破綻したリートもありますが・・・)
リタイア資産をリートに投資する理由
運用収入>生活費とすることを目指していないので、運用は安定性を優先しています。
リートの投資信託で分配金を再投資した利回りでは、殆どの場合でプラスになっていると思います。
リートの成績は空室率上昇や金利上昇などの影響を受けますが、分配金を再投資をして長い目で見た場合は、かなり安定した運用先と考えています。
大きな収益を求めるものではなく、長期的に見て安定的に運用できるものとしてリートを見ています。
色々な事業を展開している事業会社の場合、急に業績向上して株価が倍になる・・・ということもありますが、投資家に本当の事業内容は理解できません。
実際、Ranpaの勤めていた会社についても、どれだけの投資家が実態を理解できているのだろう・・・と良く感じたものです。
評価するアナリストでも数値とヒアリングで捉えているように思えます。
その点リートは不動産賃貸業だけなので、投資する側から分かりやすく、将来の予測はしやすいもので、リタイア資産の投資に合うように感じます。
色々な事業を展開している事業会社の場合、急に業績向上して株価が倍になる・・・ということもありますが、投資家に本当の事業内容は理解できません。
実際、Ranpaの勤めていた会社についても、どれだけの投資家が実態を理解できているのだろう・・・と良く感じたものです。
評価するアナリストでも数値とヒアリングで捉えているように思えます。
その点リートは不動産賃貸業だけなので、投資する側から分かりやすく、将来の予測はしやすいもので、リタイア資産の投資に合うように感じます。
分配金を投資元本と同等に捉えて投資信託の再投資のように考えてみれば、長期的に安定するリタイア資産の投資先と思えるのですが・・・。